こんなデジカメ(YASHICA EZ Digital F537IR)を買ってみた。もともと一万円もしないようなトイカメラといってもいいものだが、アマゾンで5000円以下で売られている。赤外線を発光するLEDが装備してあり、赤外線撮影ができるもののようである。当然、夜間の撮影を目的としたものである。100m先のフクロウハウスを撮影するのはちょっと無理だと思うが、夜間の動物や鳥類の撮影には使えるんじゃないかと思う。
先ほど夜中の田んぼを見回っていたら、湛水中の4号田んぼから2羽のトリが慌てた様子で飛び立っていった。水の中にいたようだから来訪を待っているフクロウではないと思われる、水鳥のたぐいだろうか。いつもきていたアオサギほどの大きさはなく中型程度であり、これまで田んぼのあたりで見てきたトリたちの中で該当するものは見あたらない。
もしかすると、何かの水鳥が渡ってきてうちの田んぼにおりてきていたのかもしれない。このまま「さようなら」ではなく、ちょっと居着いて欲しいものだ。
ところで、トリたちが飛び立ったあとの4号田んぼを見ていたら、越冬用池のあたりには大小のメダカや虫などがかなりの数いることが判明。ドジョウは見えなかったけれど、きっと泥の中にいる。水鳥がきても食われるなよ。
もしかすると、何かの水鳥が渡ってきてうちの田んぼにおりてきていたのかもしれない。このまま「さようなら」ではなく、ちょっと居着いて欲しいものだ。
ところで、トリたちが飛び立ったあとの4号田んぼを見ていたら、越冬用池のあたりには大小のメダカや虫などがかなりの数いることが判明。ドジョウは見えなかったけれど、きっと泥の中にいる。水鳥がきても食われるなよ。
堆肥を持ってきてくれたのは、町内にある養豚場のオヤジさんだったが、最初に電話をしたときに「ああ、神奈川の方から来られている方ですね、聞いていますよ」という反応だった。畑を借りているAさんが何度か頼んでいたようだったから、そのルートで話が伝わったのだろうと思っていたが、運んできてくれたときの話の中で、どうやら大多喜町の農業委員さんということが判明。私は、去年の4月の農業委員会で晴れて農業従事者として認められたが、そのときに認識をしたということらしい。
持ってきたついでに畑や田んぼも見てくれたが、農業委員という立場からも、我々のように都会からきて農業をやるということは歓迎らしい。それともう一つ、その委員さんのお宅のそばに、横浜から出かけてきて、同じように横浜で直売所をやっている人がいるという話を聞いた。こんな活動をする人はどんどん増えるといいと思う。
持ってきたついでに畑や田んぼも見てくれたが、農業委員という立場からも、我々のように都会からきて農業をやるということは歓迎らしい。それともう一つ、その委員さんのお宅のそばに、横浜から出かけてきて、同じように横浜で直売所をやっている人がいるという話を聞いた。こんな活動をする人はどんどん増えるといいと思う。
正月頃から、隣のおばあちゃんが「堆肥の注文をするときは、うちの分も一緒に頼んでよ」といわれていたので、今日の朝あらためて相談した。前回、一昨年の春に鶏糞堆肥を頼んだが、おばあちゃんからは種類は毎回換えた方がいいというアドバイスもあり、今回はトンプン堆肥にすることにした。
最初は取りに行こうと思ったのだが、隣の分が軽トラ1台、うちの分が第1と第2農場に各2台ずつだし、向こうのトラックで運んでもらうことにした。ちなみに2Tトラック1台分で送込み五千円。行かない代わりに受け入れ準備ができる。手持ちの合板3枚を組み合わせて置き場を作った。
3時頃トラックが到着。まず隣のおばあちゃんの畑に軽トラ1台分。続いて第2農場に軽トラ1.5台分、畑の一角に降ろしたが、下には堆肥やさんのアドバイスにより、モミガラを敷いておいた。最後はうちの上の畑、うちのモミガラは燻炭になっていたのでそれを下に敷く。
合板3枚の容量はピタリだったが、堆肥が入ると中からの圧力で合板が広がり、慌ててつっかえ棒などで補強。最後はブルーシートでカバーして完了。春に向けて、まだ残っていた鶏糞と今回の堆肥を撒いていく予定。
最初は取りに行こうと思ったのだが、隣の分が軽トラ1台、うちの分が第1と第2農場に各2台ずつだし、向こうのトラックで運んでもらうことにした。ちなみに2Tトラック1台分で送込み五千円。行かない代わりに受け入れ準備ができる。手持ちの合板3枚を組み合わせて置き場を作った。
3時頃トラックが到着。まず隣のおばあちゃんの畑に軽トラ1台分。続いて第2農場に軽トラ1.5台分、畑の一角に降ろしたが、下には堆肥やさんのアドバイスにより、モミガラを敷いておいた。最後はうちの上の畑、うちのモミガラは燻炭になっていたのでそれを下に敷く。
合板3枚の容量はピタリだったが、堆肥が入ると中からの圧力で合板が広がり、慌ててつっかえ棒などで補強。最後はブルーシートでカバーして完了。春に向けて、まだ残っていた鶏糞と今回の堆肥を撒いていく予定。
到着してすぐに、ろくに掃除もしないでしまっておいたチェーンソーを整備した。ソーチェーンとガイドバーを外し、キャブレタークリーナーを吹き付けてボロ布でこするが、オイルで固まっておりなかなか綺麗にならない。ドライバーの先でこすりとって何とかなった。
続いてはクサビ作りだ。納屋の奥に転がっていた堅そうな角材を持ってきて、鋸で切り始めた。この頃は、手挽き鋸の使い方が急速に上達した感があり、美味く角度の着いたクサビが2丁、できあがり。適当なロープで二つを結びつけ、更にハンマーとも結びつけた。移動時には肩から吊せばOK.あとで、実際に使ってみてもこの3つが紐でつながっているのはかなり便利ということが判った。何も考えずにやったんだが。
道具の準備ができたので山に入る、今日の目的はヒノキ。とりあえず前に切った切り株で練習し、一番細い樹を実際に切り始める。切るのは簡単に済んだが、そこからがまた一苦労だった。他の木に掛かってしまうのである。うちの場合、どこも密度が高いため何を切ってもこうなってしまうようだ。
例によって途中を1個所切って何とか倒したが、次に新しい問題が発生。倒れた木の先が道路に突き出してしまったのである。根元の方を切りながら引っ張り込むこと2回、突き出す長さが縮んだところで先端を切り落とした。
色々調べて練習したりした割には、また切り倒したあとに苦労したが、少し樹の数が減るまでは仕方ないだろう。
続いてはクサビ作りだ。納屋の奥に転がっていた堅そうな角材を持ってきて、鋸で切り始めた。この頃は、手挽き鋸の使い方が急速に上達した感があり、美味く角度の着いたクサビが2丁、できあがり。適当なロープで二つを結びつけ、更にハンマーとも結びつけた。移動時には肩から吊せばOK.あとで、実際に使ってみてもこの3つが紐でつながっているのはかなり便利ということが判った。何も考えずにやったんだが。
道具の準備ができたので山に入る、今日の目的はヒノキ。とりあえず前に切った切り株で練習し、一番細い樹を実際に切り始める。切るのは簡単に済んだが、そこからがまた一苦労だった。他の木に掛かってしまうのである。うちの場合、どこも密度が高いため何を切ってもこうなってしまうようだ。
例によって途中を1個所切って何とか倒したが、次に新しい問題が発生。倒れた木の先が道路に突き出してしまったのである。根元の方を切りながら引っ張り込むこと2回、突き出す長さが縮んだところで先端を切り落とした。
色々調べて練習したりした割には、また切り倒したあとに苦労したが、少し樹の数が減るまでは仕方ないだろう。
三連休だが、あまり無理に詰め込むことは避けたい。朝は霜が降りていてスタートが遅め、夕方も暗くなるのは早い。と思うけれども、年末年始はあまり能率も上がらず、成果面では不十分だった嫌いもあり、多少はがんばるつもりだ。
やるべきことの基本は山関係、他の木に掛かったままのコナラが二本あるが、それはそっとしておいて、今月中頃の人が集まる日を待ってみんなで綱引きでおろす。それよりも、チェンソーの練習をやっておきたい。ちゃんと使えば強力な武器である。そのほか、竹を切ったり桧を切るのもできるだけ片づけたいと考えている。
その他には、パン焼き窯を含む「田んぼテラス」の配置並びにプランの計画をやってみたい。ここは、仕事のあと田んぼを眺めながらゆっくりとくつろげる場所にもしたいところだ。主たる予定はこんな程度。
これから一ヶ月半くらいは厳寒期に入る。体を動かす仕事よりも考えたり計画する仕事に重点を移すことも必要だろう。
やるべきことの基本は山関係、他の木に掛かったままのコナラが二本あるが、それはそっとしておいて、今月中頃の人が集まる日を待ってみんなで綱引きでおろす。それよりも、チェンソーの練習をやっておきたい。ちゃんと使えば強力な武器である。そのほか、竹を切ったり桧を切るのもできるだけ片づけたいと考えている。
その他には、パン焼き窯を含む「田んぼテラス」の配置並びにプランの計画をやってみたい。ここは、仕事のあと田んぼを眺めながらゆっくりとくつろげる場所にもしたいところだ。主たる予定はこんな程度。
これから一ヶ月半くらいは厳寒期に入る。体を動かす仕事よりも考えたり計画する仕事に重点を移すことも必要だろう。
チェーンソーは、かなり奥が深い道具だ。ただ、どう考えても危険な感じなので、この前もこわごわ取り扱って4本のコナラを切り倒したが、ちょっと危ないと思う作業では手引き鋸を使っていたから、きわめて非効率な仕事であった。
そんな私にぴったりなHPが見つかった。一つは「ながおか森林塾」というHP、まだ運営母体などは判明していないが、どうやら2010年度の森林関連の研修を開催されたようで、その様子が克明な写真で伝わってくる。入門コース3日と実践コース3日の内容はかなり密度が濃そうで、何も知らない私には写真を見るだけで目のウロコが落ちる感じがした。
ただ、写真と文章だけではまだ判らないところがある。一つは、何を見ても必ず出てくる(恐ろしい)キックバックだ。これはチェーンソーの先端上部が樹などに当たるときに起きる反動で、簡単に大けがをするなどと書いてあるから、知らない私などは過度に反応してしまった感がある。
そんなときにまたもう一つありがたいページが見つかった。それは RINGYOU.net というHPに収録されている大ベテランの方の安全講習というもので、ここでは動画主体でチェーンソーのイロハから樹木の伐採などを説明してくれている。この中で「キックバック」というものがどんな状態で起きてどうなるかも目で確認できたし、キックバックが怖くてできなかったチェーンソーの上の部分でしたから切るという動作も理解できた。
こういう基礎知識もなしに使っていたのだから、結構危なかったかも。今度の週末は、とりあえず単純な丸太切りや立木切りといった基本動作からやり直してみるつもりだ。近所の営林署に行っていたお年寄りに教えを請うか、あるいは講習を探して習おうかと考えていたんだが、その必要はなさそうだ。
そんな私にぴったりなHPが見つかった。一つは「ながおか森林塾」というHP、まだ運営母体などは判明していないが、どうやら2010年度の森林関連の研修を開催されたようで、その様子が克明な写真で伝わってくる。入門コース3日と実践コース3日の内容はかなり密度が濃そうで、何も知らない私には写真を見るだけで目のウロコが落ちる感じがした。
ただ、写真と文章だけではまだ判らないところがある。一つは、何を見ても必ず出てくる(恐ろしい)キックバックだ。これはチェーンソーの先端上部が樹などに当たるときに起きる反動で、簡単に大けがをするなどと書いてあるから、知らない私などは過度に反応してしまった感がある。
そんなときにまたもう一つありがたいページが見つかった。それは RINGYOU.net というHPに収録されている大ベテランの方の安全講習というもので、ここでは動画主体でチェーンソーのイロハから樹木の伐採などを説明してくれている。この中で「キックバック」というものがどんな状態で起きてどうなるかも目で確認できたし、キックバックが怖くてできなかったチェーンソーの上の部分でしたから切るという動作も理解できた。
こういう基礎知識もなしに使っていたのだから、結構危なかったかも。今度の週末は、とりあえず単純な丸太切りや立木切りといった基本動作からやり直してみるつもりだ。近所の営林署に行っていたお年寄りに教えを請うか、あるいは講習を探して習おうかと考えていたんだが、その必要はなさそうだ。
頼んでおいた「ピザ窯・パン窯の作り方」という本が届いた。意識的だとは思うが、表紙に載っている写真はとても簡単そうな作りである。石をふつうに積んで板をおいただけ。ちょっとやっかいそうだと思う煉瓦のアーチなどにはなっていない。これならできそうだ。
計画はすでに頭の中で動いていて、10~15平米くらいの屋根付きウッドデッキ(あずまや)に隣接する窯と五右衛門風呂を配置するので、それを収める場所を検討している。1年前の田んぼ拡張までは結構余地もあったのだが、今はなかなか難しい。田んぼと屋敷の間の一角に注目しているが、足下にはかなりレベル差がある状態なので、ウッドデッキ構築にはそれが一つの難点、もう一点はそのあたりにある数本の茶の樹、イワツツジ、それにエビネなどが邪魔になり、移植する必要があることかな。
五右衛門風呂については、さびてはいるが釜は転がっているのに、カミサンは猛反対。夏になったら山蛭の餌食になるというのである。誰も入れといっているわけじゃないんだが。夏の夕方、農作業を終えて田んぼをみながら風呂にはいるということの気持ちよさ(?)は、どうやら理解されていないが、私としてはこれもやってみたい。パン焼き窯の火で風呂を沸かすというのは一石二鳥っていうもんじゃないか。
計画はすでに頭の中で動いていて、10~15平米くらいの屋根付きウッドデッキ(あずまや)に隣接する窯と五右衛門風呂を配置するので、それを収める場所を検討している。1年前の田んぼ拡張までは結構余地もあったのだが、今はなかなか難しい。田んぼと屋敷の間の一角に注目しているが、足下にはかなりレベル差がある状態なので、ウッドデッキ構築にはそれが一つの難点、もう一点はそのあたりにある数本の茶の樹、イワツツジ、それにエビネなどが邪魔になり、移植する必要があることかな。
五右衛門風呂については、さびてはいるが釜は転がっているのに、カミサンは猛反対。夏になったら山蛭の餌食になるというのである。誰も入れといっているわけじゃないんだが。夏の夕方、農作業を終えて田んぼをみながら風呂にはいるということの気持ちよさ(?)は、どうやら理解されていないが、私としてはこれもやってみたい。パン焼き窯の火で風呂を沸かすというのは一石二鳥っていうもんじゃないか。
ラーメンのスープを炊く時に、その辺に転がっていた竹を使用してみたが、火力がかなり強く火も着きやすいので、燃料として結構使えるのではないかと思われた。ただ、火力は強いけれど長くもつものではないため、どんどん燃えぐさを追加する必要がある。あと、今回使ったかまどとお釜の組み合わせでは、竹を入れすぎると火の勢いが強くなるせいか、吹きこぼれることが何度もあった。放りっぱなしというわけにはいかないようだ。春のタケノコをゆでるときにはアクもこぼれてちょうどいいかもしれない。
当農場には孟宗竹が無尽蔵にあって、何とか始末をしていきたいところである。燃やして灰にするのはなかなかいい方法だと思うが、タケノコを茹でるだけではちょっと使いきれない。もうちょっと前なら、給湯器を交換するときに灯油と薪併用のものにする手はあったんじゃないかと思うけれど、いまさらいってもしょうがない。やはり、屋外に五右衛門風呂を作るしかないかもしれない。
この前兄弟で集まったときに、ピザ窯・パン窯を作ったらどうかという話が出た。さっそく作り方の本は注文したのだが、窯場には屋根をかける必要もあるだろうし、どうせなら風呂場と窯場を一緒に計画してみるのもいいんじゃないかと考えている。そこは当然BBQの場にもなるわけだ。どこまでできるかわからないが、ヒノキがかなりの本数でてくるはずなので、屋根をかけるときの構造材くらいは何とかなりそうだ。ただ、広いようでもなかなかそれだけのスペースを確保するのは難しい。庭木の移植などをやって融通する必要が出てくるだろう。
ちょっとずれて広がってしまった話題を竹に戻すと、竹炭を作ったらどうかという提案が弟からあった。これについては前から考えており、20Lのオイル缶を使う方法も調べていたところである。竹炭というと、燃料というよりはもっと幅広い用途もあり得るので、竹の処分方法としては興味があるところだ。
当農場には孟宗竹が無尽蔵にあって、何とか始末をしていきたいところである。燃やして灰にするのはなかなかいい方法だと思うが、タケノコを茹でるだけではちょっと使いきれない。もうちょっと前なら、給湯器を交換するときに灯油と薪併用のものにする手はあったんじゃないかと思うけれど、いまさらいってもしょうがない。やはり、屋外に五右衛門風呂を作るしかないかもしれない。
この前兄弟で集まったときに、ピザ窯・パン窯を作ったらどうかという話が出た。さっそく作り方の本は注文したのだが、窯場には屋根をかける必要もあるだろうし、どうせなら風呂場と窯場を一緒に計画してみるのもいいんじゃないかと考えている。そこは当然BBQの場にもなるわけだ。どこまでできるかわからないが、ヒノキがかなりの本数でてくるはずなので、屋根をかけるときの構造材くらいは何とかなりそうだ。ただ、広いようでもなかなかそれだけのスペースを確保するのは難しい。庭木の移植などをやって融通する必要が出てくるだろう。
ちょっとずれて広がってしまった話題を竹に戻すと、竹炭を作ったらどうかという提案が弟からあった。これについては前から考えており、20Lのオイル缶を使う方法も調べていたところである。竹炭というと、燃料というよりはもっと幅広い用途もあり得るので、竹の処分方法としては興味があるところだ。
昨日はカミサンだけでなく私も少しバテていた。朝はバナナだけ、昼はお餅一個と食べるのを控えてみた。そんな具合だから、最終日は片付け主体。農場中に散らばっている道具や剪定滓などを片付けた。
しかし、昨日のコナラもちょっと片付けておきたい、ということで一番邪魔な場所に横たわっているヤツを玉切りしてみた。調べてみると、春に切って菌を植えると書いてあるが、どのくらい録れるかも判らないので1本だけ解体してみたのである。
玉切りしたのは4本のうち一番太いと思われるもの、年輪では30歳程度と判明した。幹の下の方はかなり太い、枝の方になってもホダ木として使える太さのものも多く、とりあえず16本のホダ木を作ってみた。まだ数本は作れると思うので、切る前に見当をつけていた10本よりかなり多そうである。
ということで、今年はこれくらいで間伐をやめておこうと思う。もっとも、林の中でもっと本数の多い常緑樹(種別:今のところ不明)を数本切って、シイタケができるかどうかを試してみることも考えている。
しかし、昨日のコナラもちょっと片付けておきたい、ということで一番邪魔な場所に横たわっているヤツを玉切りしてみた。調べてみると、春に切って菌を植えると書いてあるが、どのくらい録れるかも判らないので1本だけ解体してみたのである。
玉切りしたのは4本のうち一番太いと思われるもの、年輪では30歳程度と判明した。幹の下の方はかなり太い、枝の方になってもホダ木として使える太さのものも多く、とりあえず16本のホダ木を作ってみた。まだ数本は作れると思うので、切る前に見当をつけていた10本よりかなり多そうである。
ということで、今年はこれくらいで間伐をやめておこうと思う。もっとも、林の中でもっと本数の多い常緑樹(種別:今のところ不明)を数本切って、シイタケができるかどうかを試してみることも考えている。
今日はカミサンがダウン、○○の霍乱という感じだが、年末から連続で作業・正月の支度・直売所をいろいろやったので疲労だろう。かくいう私も快調ではない。
真ん中の樹を最初に切った
やはり今日はホダ木用の樹を切った。スタートは遅めの11時、終了が16時だから正味は4時間。その間にコナラらしき樹を4本切ったので、1本/1時間という歩がかりはちょっとかかりすぎの感がある。
しかし、それには理由があった。4本とも簡単には倒れてくれなかったのである。雑木林の密度もやはり高いため、絶対に周囲の樹にもたれかかるのである。ロープをくくりつけて引っ張ったりするが大抵駄目。
もう一個所切れ目を入れたりしながら何とか倒したが、容易ではない。2個所も切れ目が入ると、どう折れていくかも予測しづらいので、チェーンソーではなく手引きの鋸を使うので余計時間もかかる。
ヒノキ林に行く道をふさいだ
かなり太いコナラを4本切ったので、今年はこのくらいでOKだと思う。しかし、倒しただけでほかの樹にもたれているものが2本あり、それはちょっと手をつけられない。ちゃんとホダ木にするのは春の乾燥後になる。
樹齢は30年前後らしい
真ん中の樹を最初に切った
やはり今日はホダ木用の樹を切った。スタートは遅めの11時、終了が16時だから正味は4時間。その間にコナラらしき樹を4本切ったので、1本/1時間という歩がかりはちょっとかかりすぎの感がある。
しかし、それには理由があった。4本とも簡単には倒れてくれなかったのである。雑木林の密度もやはり高いため、絶対に周囲の樹にもたれかかるのである。ロープをくくりつけて引っ張ったりするが大抵駄目。
もう一個所切れ目を入れたりしながら何とか倒したが、容易ではない。2個所も切れ目が入ると、どう折れていくかも予測しづらいので、チェーンソーではなく手引きの鋸を使うので余計時間もかかる。
ヒノキ林に行く道をふさいだ
かなり太いコナラを4本切ったので、今年はこのくらいでOKだと思う。しかし、倒しただけでほかの樹にもたれているものが2本あり、それはちょっと手をつけられない。ちゃんとホダ木にするのは春の乾燥後になる。
樹齢は30年前後らしい
元旦といっても365日のうちの1日、週末農家としてはじっとはしていられない。ということで、去年の続きで剪定をやった。
剪定前
今日のメインは、下の畑周りの樹木。最初は、納屋の裏の柘植と思っていたが、やっている途中で柘植ではない別の種類らしいと気づいた。でも、もともと柘植のように剪定していた形跡があったので、それを継続していたからいまさら換えようもない。そのまま続ける。
途中、古い鳥の巣を見つけたりしたが、無事完了。しかし、柘植とはどことなく違う感じ。
続いて、そのそばにある柘植、これは本物。最初のうち、カミサンがやっていたが、途中から引き継いで脚立を使用しながら剪定。この柘植はブランクが長かったようで、近い玉がくっついている個所があり、2個所は大きな枝を切った。
元旦ということで、このくらいの軽い仕事にした。
剪定前
今日のメインは、下の畑周りの樹木。最初は、納屋の裏の柘植と思っていたが、やっている途中で柘植ではない別の種類らしいと気づいた。でも、もともと柘植のように剪定していた形跡があったので、それを継続していたからいまさら換えようもない。そのまま続ける。
途中、古い鳥の巣を見つけたりしたが、無事完了。しかし、柘植とはどことなく違う感じ。
続いて、そのそばにある柘植、これは本物。最初のうち、カミサンがやっていたが、途中から引き継いで脚立を使用しながら剪定。この柘植はブランクが長かったようで、近い玉がくっついている個所があり、2個所は大きな枝を切った。
元旦ということで、このくらいの軽い仕事にした。
去年の1月末に入植して以来二回り目のシーズンが終わろうとしている。計画と反省はそれこそ毎日のようにやっているのだが、大きな区切りとして振り返ることも重要なことだろうと思う。
2年前というと、現在の農場を購入することを決めて契約をした時期で、なにも知らないそして経験のない農業の勉強をⅠから始めた頃である。そのころよりこのBLOGを始めていたから、足跡のほとんどを追うことは可能だが、だれもそれほどヒマではないはずだから簡単にまとめてみよう。
まず農業そのものについてだが、これは挑戦する価値のあるものであることは間違いない。解決しなければいけないことはわりと頻繁にやってくる。しかし、それに完全に応えようとこだわることはないみたいだ。イネなどは典型的だと思うけれど、植物というものはしたたかである。こっちがあわてている間に大抵のことは跳ね返す力があるんじゃないかと思う。だから私は、保護者でも管理者でもなく、まあ露払いの係みたいなもので、様子を見ながら「頑張れよ、虫に負けるなよ」などと横で言っている応援団みたいな感じである。決して多くはないけれど、始めてから2年ともうまい米を作ってもらえたから、こういう話も自信を持ってかけるのである。ただ、これだけで生活を成り立たせることができるかと聞かれれば、それはNOといわざるを得ない。そういう意味では、まだ「農」に「業」をつけるのは尚早かもしれない。
業ということにこだわらなければ、いろいろな問題をあれこれ考えるのはとても面白い。なにしろ考える範囲は森羅万象の全てに関わっているから、インターネットに助けてもらうのはもちろん、図書館の本や近所の先輩たちの助言、昔習った生物・物理・化学・数学まで総動員である。この2年でずいぶん偏っていた常識の範囲は広がりをみたといえるだろう。そして、どうやら今の延長で毎年その範囲は広がるのではと思う。忘れることも多いに違いないが。
まあ、中でも著しいのは自然そのものに対する知見の拡大である。今頃になってヒノキとスギの違いがわかったなんていっているほどだから、まだ全然大したことないけれど、進歩には違いない。それにしても、冒頭の文にもつながるが、自然は確かにすごいと思うし、それにどっぷり浸かりながら生活することの醍醐味を知ることができたことは、いろいろ得たことが多い中でももっとも光っている事柄だと思っている。
たびたび書いているけれど、このBLOGを書いている理由は、読んでくださる方々に私のやっていることを伝えることだった。できれば自分もやってみようという方々を期待したい。
明日から2011年だが、また色々なことに挑戦する予定だ。ここにきて読んでくださる皆様、来年もよろしくお願いします。
2年前というと、現在の農場を購入することを決めて契約をした時期で、なにも知らないそして経験のない農業の勉強をⅠから始めた頃である。そのころよりこのBLOGを始めていたから、足跡のほとんどを追うことは可能だが、だれもそれほどヒマではないはずだから簡単にまとめてみよう。
まず農業そのものについてだが、これは挑戦する価値のあるものであることは間違いない。解決しなければいけないことはわりと頻繁にやってくる。しかし、それに完全に応えようとこだわることはないみたいだ。イネなどは典型的だと思うけれど、植物というものはしたたかである。こっちがあわてている間に大抵のことは跳ね返す力があるんじゃないかと思う。だから私は、保護者でも管理者でもなく、まあ露払いの係みたいなもので、様子を見ながら「頑張れよ、虫に負けるなよ」などと横で言っている応援団みたいな感じである。決して多くはないけれど、始めてから2年ともうまい米を作ってもらえたから、こういう話も自信を持ってかけるのである。ただ、これだけで生活を成り立たせることができるかと聞かれれば、それはNOといわざるを得ない。そういう意味では、まだ「農」に「業」をつけるのは尚早かもしれない。
業ということにこだわらなければ、いろいろな問題をあれこれ考えるのはとても面白い。なにしろ考える範囲は森羅万象の全てに関わっているから、インターネットに助けてもらうのはもちろん、図書館の本や近所の先輩たちの助言、昔習った生物・物理・化学・数学まで総動員である。この2年でずいぶん偏っていた常識の範囲は広がりをみたといえるだろう。そして、どうやら今の延長で毎年その範囲は広がるのではと思う。忘れることも多いに違いないが。
まあ、中でも著しいのは自然そのものに対する知見の拡大である。今頃になってヒノキとスギの違いがわかったなんていっているほどだから、まだ全然大したことないけれど、進歩には違いない。それにしても、冒頭の文にもつながるが、自然は確かにすごいと思うし、それにどっぷり浸かりながら生活することの醍醐味を知ることができたことは、いろいろ得たことが多い中でももっとも光っている事柄だと思っている。
たびたび書いているけれど、このBLOGを書いている理由は、読んでくださる方々に私のやっていることを伝えることだった。できれば自分もやってみようという方々を期待したい。
明日から2011年だが、また色々なことに挑戦する予定だ。ここにきて読んでくださる皆様、来年もよろしくお願いします。
ラーメン作りはタキギ作りから始まった。田んぼの方に置いてある割れた竹を持ってきて、カットして割る。一輪車1杯分作って準備完了。
薪用コンロにお釜で作ることにした。火をつけたのは午前中11時頃だったが、ずっと夜まで炊き続けている。さっきみんなで試食したがとてもうまい。今回はかなり噴きこぼれて脂っ気も減って、それがかえってよかったかもしれない。弟たちに海産物を頼んだので、あっさりしてちょっと和風である。
もう一つの仕事は剪定、気になっていたモミジに午後の大半を使った。写真は途中、左半分は終わっている。右のように枝が絡んでいる状態から思い切ってすっきりさせた。夕方に大体終わったが、写真は撮れていない。次のターゲットは納屋の裏にある柘植。二日からこれに取りかかる予定。
薪用コンロにお釜で作ることにした。火をつけたのは午前中11時頃だったが、ずっと夜まで炊き続けている。さっきみんなで試食したがとてもうまい。今回はかなり噴きこぼれて脂っ気も減って、それがかえってよかったかもしれない。弟たちに海産物を頼んだので、あっさりしてちょっと和風である。
もう一つの仕事は剪定、気になっていたモミジに午後の大半を使った。写真は途中、左半分は終わっている。右のように枝が絡んでいる状態から思い切ってすっきりさせた。夕方に大体終わったが、写真は撮れていない。次のターゲットは納屋の裏にある柘植。二日からこれに取りかかる予定。
今朝の冷え込みは厳しいものだった。外を見ると何もかも真っ白、梢も真っ白、雪でも降ったようだった。前の山から太陽が上がってから外に出た。ゆるみ始める畑や野菜を見ながら見回りを始める。
池に行って驚いた。沢水が止まっているのである。パイプからは氷柱のように凍った水が下がっている。池は凍っていないが、パイプの途中で凍り付いているのだろうか。さっそく調査してみる。
道路脇のパイプをたどっていくと、なんだ途中で外れていた。外れる原因はあると思うが、今日はそこまで追求せず、両側からパイプを引っ張ってはめ込んで処置完了。
水源地の状況は特段の変化なし。取水装置は順調である。しかし、途中のパイプは色々問題含みであり、春までには直したいところだ。ブルーシートもちょっと格好が悪いな。
休耕田の草刈りは一段落でお休み。大体1,400平米くらいはやったんじゃないかと思う。ただ、ススキの地上部を刈っただけ、根はしっかり残っているし、ススキも刈ったままである。
今日の作業は田んぼエリアに侵入してきている竹(4本)を切って、更に正月用の花入れに使えるようにカットしてみた。本当はマンリョウでも植えようかと思ったが、数日前にカミサンが掘って鉢に入れておいたものはあまり元気がなかったし、あらためて掘りに行く時間がなかったので、竹だけ持ってきた。
あとは、昨日の夕方に引き続き庭木の剪定を進めている。柘植をあと二本、それと槇を1本、モミジは時間切れで途中まで。これはかなり面白い仕事だと思う。基本は忌み枝をきること、あと伸ばそうと思う枝を残して不要なものを剪定していくのだが、将来形を予想しながらやっていくのはかなり興味深い。まだまだ素材はいっぱいある。
あとは収穫の手伝いを少し。
今日の作業は田んぼエリアに侵入してきている竹(4本)を切って、更に正月用の花入れに使えるようにカットしてみた。本当はマンリョウでも植えようかと思ったが、数日前にカミサンが掘って鉢に入れておいたものはあまり元気がなかったし、あらためて掘りに行く時間がなかったので、竹だけ持ってきた。
あとは、昨日の夕方に引き続き庭木の剪定を進めている。柘植をあと二本、それと槇を1本、モミジは時間切れで途中まで。これはかなり面白い仕事だと思う。基本は忌み枝をきること、あと伸ばそうと思う枝を残して不要なものを剪定していくのだが、将来形を予想しながらやっていくのはかなり興味深い。まだまだ素材はいっぱいある。
あとは収穫の手伝いを少し。
イネ刈りの頃からイノシシが侵入していたことや、その侵入経路になっているトタンの穴は、何度塞いでも再び開けられるということなども書いたが、今回裏の田んぼ跡に入ってみて向こう側の状態が判明した。
隣地との境は柵が設置されており、その下部はトタンでふさがれている。通常はこうしてあれば入ってこないのだが、この侵入個所のトタン(手前側)は破れていた。向こう側(つまりうちの田んぼ側)から何枚も追加しているが、向こうも何回も突破していた。
それには理由があった。この場所はお茶の木の後ろだったのである。ススキの中の獣道をたどり、お茶の木の陰に潜り込んでトタンをくぐったり、穴を掘ったりしていたのだろう。ということで、ここのお茶の木は伐採した。
ススキ狩りはキリがないのだが、一応このあたりで一段落として、今後は境界の柵の補修などに移行していく予定。
隣地との境は柵が設置されており、その下部はトタンでふさがれている。通常はこうしてあれば入ってこないのだが、この侵入個所のトタン(手前側)は破れていた。向こう側(つまりうちの田んぼ側)から何枚も追加しているが、向こうも何回も突破していた。
それには理由があった。この場所はお茶の木の後ろだったのである。ススキの中の獣道をたどり、お茶の木の陰に潜り込んでトタンをくぐったり、穴を掘ったりしていたのだろう。ということで、ここのお茶の木は伐採した。
ススキ狩りはキリがないのだが、一応このあたりで一段落として、今後は境界の柵の補修などに移行していく予定。
田んぼなどを一回りしてきた。最近、例のアオサギを見かけないので、うちの4号田んぼの連中が食い尽くされたんじゃないかと思い、まず4号の越冬場所を見てきたが、少なくともメダカは残っていた。寒さのせいもあるだろうが少し元気がない。ドジョウは、一瞬パッと逃げたヤツを見かけたから、いることはいるようだが、そのほかはほとんど動かない幼魚を数匹程度、泥の中に潜っているのではないかと思われる。
ということで、減っているのかもしれないが生存は確認できた。この状態で春が来れば爆発的に増えると思うので、餌になるような微生物がわく環境にしておこうと思う。
田んぼを見回りながら、沢水を受ける池も見てきた。池の底には水草が増えてきて、水底の半分以上は隠れてしまっている。この頃アブラハヤはかなり数が減り、いつも3~4匹くらいしか見えないが、実際に減っているのか、水草の中に隠れているのか、どちらかは不明である。ドジョウもほとんど見かけないが、水草の中? 泥の中? どちらだろう。
ということで、減っているのかもしれないが生存は確認できた。この状態で春が来れば爆発的に増えると思うので、餌になるような微生物がわく環境にしておこうと思う。
田んぼを見回りながら、沢水を受ける池も見てきた。池の底には水草が増えてきて、水底の半分以上は隠れてしまっている。この頃アブラハヤはかなり数が減り、いつも3~4匹くらいしか見えないが、実際に減っているのか、水草の中に隠れているのか、どちらかは不明である。ドジョウもほとんど見かけないが、水草の中? 泥の中? どちらだろう。
今日は懸案であったフクロウの巣箱を取り付けることにした。用意した巣箱は2台、ほかに脚立とロープ、ドリルなどを1輪車に積んで山に向かう。
1台目は双子スギの横の常緑樹(種類は不明)にかける。脚立を立てかけ、念のために脚立を木の幹にくくり、巣箱をロープで引っ張り上げてロープは付近の樹に結んでおく。あとは何本もの縄でぐるぐる巻き。
2台目は、山の梅の木のちょっと上、これも種類不明の常緑樹。同じように取り付けた。どちらも載せる枝の向きなどの関係で北側を向いてしまったが、冬は寒くても夏には涼しくなるということで、フクロウには納得して入居してもらいたいところだ。いや、ぜひ住み着いてウサギやネズミを退治して欲しい。
昨日の昼間、庭の草取りをしていた母親がガマガエルと鉢合わせしてびっくりしたらしい。例のヤツだろう。いつも屋敷と田んぼの間の通路にいることが多いのだが、すぐそばで冬眠していたらしい。それにしても草取りをしたら出てくるようなところで冬眠できるのだろうか。
裏の田んぼ跡の草刈りは探検状態になっている。何しろこの2年間、ススキの穂くらいしか見えていなかった場所に潜り込み、どんどん秘密を暴いている感じだからである。google map では、何年か前の状態を見ることができるのだが、その後は完全に放置されていて、動物しか入り込まなかった様子である。
獣道は縦横に走っている。ススキの背が高いところはトンネルのようになっていたりする。写真は撮り忘れたが、草が横に積み重なり明らかに巣のようになっている場所もいくつかあった。
どんどん刈っていくと、昔の田んぼだった時代の様子も次第に見えてくる。なかなか興味深い。一応、境界から10m程度と考えていたが、できる限り昔の状態を復活させてみたいと思っている。
獣道は縦横に走っている。ススキの背が高いところはトンネルのようになっていたりする。写真は撮り忘れたが、草が横に積み重なり明らかに巣のようになっている場所もいくつかあった。
どんどん刈っていくと、昔の田んぼだった時代の様子も次第に見えてくる。なかなか興味深い。一応、境界から10m程度と考えていたが、できる限り昔の状態を復活させてみたいと思っている。
朝から裏の田んぼ跡に行って草(ススキ)刈り、昼過ぎの2時間弱を除きずっと草刈りだった。昨日は田んぼの入り口から当家との境界まで一直線に刈ったが、今日は境界と平行に刈ってみた。ススキの高さは私の精を遙かに超え2m位、株は根のあたりで径80センチくらい、巨大といっていい。このくらい高くて密集していると普通に刈ったのではちゃんと倒れずに小さな山になってしまうので、まず上を刈って次に中程を刈り、そして根元近くを切る。あとは地面の高さで根を削り取っていく。
屋敷の裏の柿の木辺りから川の上まで、大体80m位を10m幅で刈った。後半は刃が丸まって明らかに切れ味が悪くなり、スピードが落ちた。トータルでは4時間程度だと思うが、かなり疲れた。体中の筋肉が痛い。
今日もゆっくり到着、お昼を食べたあと仕事を開始。裏の田んぼ跡の草刈りをしようと出かけたが、おばあちゃんは昼寝中で出直すことにした。
そこで、昨日仕事仲間のお嬢ちゃんからもらったX’masプレゼントのドングリを植えることにした。どうせなら、ということで私も近所に探しに行ってみた。今までは気づかなかったが、うちの雑木林の落ち葉の中などに結構転がっていて、落ち葉に潜っているヤツは根が生えているものまであった。
お嬢ちゃんからのドングリはポット植え、私が探したやつはプランター植えで芽が出るのを待つことにした。それまでは飢える場所の樹を切りながら待つことになる。
さて草刈りは15時頃開始。相当なものである。元田んぼの入り口のあたりからイノシシの侵入口まで5~6mの幅で刈っていく。ガソリン2杯、1時間半ぐらいしかできなかったが、うちの田んぼとの境界のあたりまで到達した。広さでいうと200㎡くらいだろうか。残っているススキの根は相当難物だ。一応、明日も続きをやろうと思う。
そのほかでは、燻炭に火をつけた。一応夕方までは順調に燃えている。
まだ完全にフィックスしたわけではないが、本日をもって今年の仕事は終了、新年も4日は休みを取る予定であり、1月5日が私の仕事始めとなる。急な呼び出しがないとも言い切れないが、うまく行けば14連休である。ただし、その間は百姓として連日働くことになる。
大きな予定としては、隣の休耕田の草を刈る仕事がある。イノシシやシカが侵入してくるのは大体ここからであり、うちの敷地との境界120mを少なくとも5m幅では刈り取りたいと考えている。主体は数年物のススキであり、カネの刃は使うけれど1台の刈払い機&一人の人間ではかなり大変ではないかと考えているが、田畑への害獣の侵入予防になると思えば、やらないわけにはいかない。これまでどちらかというと道ばたや畦を刈るという直線的な使い方だったから、平面的な作業がどの程度の作業量となるかはちょっと見当が付かない。ススキの大株などは、上を刈るだけでなく、根っこも掘り起こしてひっくり返す必要があるかもしれない。明日到着したら、裏の家のおばあちゃんにことわって作業開始だ。
もう一つの大きな予定は山の仕事だが、これについてはいろいろ考えて頭の中も整理できており、暇さえあればやるという感じである。
あと、今回はバックホーを借りるほどの土工事はなかったけれど、イノシシの侵入などで田んぼの畦や土手がかなり傷んでいる。今のところ田んぼの漏水につながるほどではないと思うが、この補修は春までにやっておきたい。
大きな予定としては、隣の休耕田の草を刈る仕事がある。イノシシやシカが侵入してくるのは大体ここからであり、うちの敷地との境界120mを少なくとも5m幅では刈り取りたいと考えている。主体は数年物のススキであり、カネの刃は使うけれど1台の刈払い機&一人の人間ではかなり大変ではないかと考えているが、田畑への害獣の侵入予防になると思えば、やらないわけにはいかない。これまでどちらかというと道ばたや畦を刈るという直線的な使い方だったから、平面的な作業がどの程度の作業量となるかはちょっと見当が付かない。ススキの大株などは、上を刈るだけでなく、根っこも掘り起こしてひっくり返す必要があるかもしれない。明日到着したら、裏の家のおばあちゃんにことわって作業開始だ。
もう一つの大きな予定は山の仕事だが、これについてはいろいろ考えて頭の中も整理できており、暇さえあればやるという感じである。
あと、今回はバックホーを借りるほどの土工事はなかったけれど、イノシシの侵入などで田んぼの畦や土手がかなり傷んでいる。今のところ田んぼの漏水につながるほどではないと思うが、この補修は春までにやっておきたい。
日曜日に、買ってから1週間ほどしか経っていない剪定バサミをなくした。山のどこかにはあると思うんだが、一回りした程度では見あたらなかった。これはホームセンターで500円程度の普及品だったが、少し高いものにすればなくさないんじゃないか、ということでアマゾンで購入した。ベルトにつけられるケースも付属しているから、少なくともまた落とすというリスクは小さい。まえのやつの4倍程度だから、中級品だろうか。まあ、とりあえずこれで腕を磨くことにする。
ところで、アマゾンは配送料が無料になってから、また一段と身近になったように思う。今回の前には、約500円のeneloop用充電器、その前は約1000円のHDDケースという具合で、申し訳ないくらい安いものも買っている。今日は孫へのプレゼント、お急ぎ便でさっき頼んだのに明日到着予定。これは300円程度のエキストラを支払ったが、本当にすばらしく便利である。
ところで、アマゾンは配送料が無料になってから、また一段と身近になったように思う。今回の前には、約500円のeneloop用充電器、その前は約1000円のHDDケースという具合で、申し訳ないくらい安いものも買っている。今日は孫へのプレゼント、お急ぎ便でさっき頼んだのに明日到着予定。これは300円程度のエキストラを支払ったが、本当にすばらしく便利である。
田んぼと畑は一段落ということで、長い休みの間にやらねばならないことも特段ないから、山の仕事に重心が移っているのだが、これがなかなかおもしろい。基本的に平面の中で物事が移っていく農業と比べると、山の仕事は立体的(三次元的)である。田んぼでも畑でも、見渡せば状況はおおむねつかめるが、山の場合はそうはいかない。すべてを見通すことは難しく、いろいろな意外性が潜んでいる。危険も潜んでいるのかもしれないが。
米だけでなく野菜もやっていると農閑期というものがなかなか見えないが、なるべく時間を見つけて山に入ろうと思っている。徐々にではあるが一度開いていき、雑木林に換えていこうとしている。これまでの米や野菜、芋類とは違う木本類とつきあうということで、いろいろ新しい知識を入れなければならず、滅びゆく脳細胞にはきついのだけれど、これもまたおもしろいものの一つ。
米だけでなく野菜もやっていると農閑期というものがなかなか見えないが、なるべく時間を見つけて山に入ろうと思っている。徐々にではあるが一度開いていき、雑木林に換えていこうとしている。これまでの米や野菜、芋類とは違う木本類とつきあうということで、いろいろ新しい知識を入れなければならず、滅びゆく脳細胞にはきついのだけれど、これもまたおもしろいものの一つ。
まだそれほど樹を切っているとは思わないが、早くもチェーンソーの切れ味が悪くなったように感じる。使い方もちゃんと認識しているわけではないが、次のテーマは目立てである。
付近の人たちは、刈払い樹は当たり前のように使っているが、チェーンソーというと常用しているわけでもないようだ。ただ、営林署で仕事をしていた方もいるようだから、今度の休みの間にいろいろ教えを請うことにしようと思う。また、チェーンソーについては、仕事で使う場合には教育を受ける必要があるらしい。講習を受講するということも考えてみようと思う。
付近の人たちは、刈払い樹は当たり前のように使っているが、チェーンソーというと常用しているわけでもないようだ。ただ、営林署で仕事をしていた方もいるようだから、今度の休みの間にいろいろ教えを請うことにしようと思う。また、チェーンソーについては、仕事で使う場合には教育を受ける必要があるらしい。講習を受講するということも考えてみようと思う。
昨日はチェーンソーを持って山にはいった。目的の一つはヒノキを切るというものである。ヒノキ林は道路から4m位高くなっているところにあるので、リスクのある一番道路側の列は避けて2列目の樹を切り始めた。倒す側をクサビ型に切り取り、反対側から切っていくという定石通りに作業を進めたのだが、完全に切っても樹が倒れない。上の方にかたまって生えている枝が隣の樹のそれと絡みついているのだった。2列目といっても道路際の崖に近いところだから、とても心配な状態である。あわててロープを持ってきて手の届く限りの高いところに結びつけて引っ張るが、バネのように振れるだけで倒れない。いろいろやっているうちに、山の高いところに上って引っ張ったのが効果的だったらしく、ようやく途中まで倒れた。そのあとは切り取った根元を引っ張ったりいろいろやって、何とか全部地面に付いたが、かなり大変だということを思い知らされた。まだまだ沢山あるので、次第に慣れるとは思うのだが、おそらく20m以上もある樹木の伐採はかなり慎重にやらなければならないと感じた。ということで、ヒノキは1本で終わり。
次はホダ木用である。この間選定した山の梅(屋敷裏の梅ではない)の上には、コナラなどのホダ木に向いた樹が何本かあるので、やはりチェーンソーを片手に上ってみた。おそらく10年くらい前までは、当時の持ち主が定期的に切っていたと思われるのだが、その後の空白期間の間に伸びてしまった樹は、側まで行くとかなりの太さだし高さも相当である。周囲は斜面だが、そこには実生の小さな樹の株が沢山あるので、それらを鋸で払いながら足場を作るが、ヒノキのようにまっすぐではないし、根元も垂直ではないし、倒れる方向の検討がつけづらい。あれこれ考えたが、結局もう少し細くて手頃なヤツから切っていこうということで、次の休みに先送りとした。
木を切るということは、なかなか大変のようである。
次はホダ木用である。この間選定した山の梅(屋敷裏の梅ではない)の上には、コナラなどのホダ木に向いた樹が何本かあるので、やはりチェーンソーを片手に上ってみた。おそらく10年くらい前までは、当時の持ち主が定期的に切っていたと思われるのだが、その後の空白期間の間に伸びてしまった樹は、側まで行くとかなりの太さだし高さも相当である。周囲は斜面だが、そこには実生の小さな樹の株が沢山あるので、それらを鋸で払いながら足場を作るが、ヒノキのようにまっすぐではないし、根元も垂直ではないし、倒れる方向の検討がつけづらい。あれこれ考えたが、結局もう少し細くて手頃なヤツから切っていこうということで、次の休みに先送りとした。
木を切るということは、なかなか大変のようである。
ろくに見もしないで、勝手にスギ林だと思っていたんだが、切り倒した樹の切れ端からは「どう考えてもヒノキだろう」という匂いがしてきて、もしかしたらヒノキ林なんじゃないかと考えたのが昨日の夜のことだった。もう少しいうと、杉と桧の区別はできなかったと言っても間違いではなさそうだ、ちょっと情けないのだが。
今朝になって、カミサンが何でも教えてもらう隣のおばあちゃんをつかまえて、ヒノキとスギの見分け方を聞き始めると、お宅にはヒノキが植わっているんだよ、と答えがすぐに出てしまったのである。
一応昨晩、一通りの勉強はしておいたので、すぐに確認しに行ってみた。なるほど樹の皮がささくれている、これはヒノキだ。でも待てよ、1本だけド真ん中に違うヤツが立っている。スギの皮はほらこの通り、ヒノキよりすっきりしている。
ということで樹の肌では区別ができるようになった。葉は、遙か上の方にあるが、ツンツンしたのがスギ、柔らかくちょっと太い感じのものがヒノキ。
上の方がスギ、下の方がヒノキ
なんとかスギとヒノキの区別ができるようになったと思う。
切り倒したヒノキの葉はこんな感じである。
今朝になって、カミサンが何でも教えてもらう隣のおばあちゃんをつかまえて、ヒノキとスギの見分け方を聞き始めると、お宅にはヒノキが植わっているんだよ、と答えがすぐに出てしまったのである。
一応昨晩、一通りの勉強はしておいたので、すぐに確認しに行ってみた。なるほど樹の皮がささくれている、これはヒノキだ。でも待てよ、1本だけド真ん中に違うヤツが立っている。スギの皮はほらこの通り、ヒノキよりすっきりしている。
ということで樹の肌では区別ができるようになった。葉は、遙か上の方にあるが、ツンツンしたのがスギ、柔らかくちょっと太い感じのものがヒノキ。
上の方がスギ、下の方がヒノキ
なんとかスギとヒノキの区別ができるようになったと思う。
切り倒したヒノキの葉はこんな感じである。
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