定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

昔のことを聞いた

 先週のこと、先々代オーナーの友達という方が家の前を散歩で通りかかり、カミサンと色々話をしていたらしい。ポチやブルドッグと働いていた RookieFarmer はあえなかったため、本日雨が降っていることもあって押しかけて挨拶してきた。
 その方は80歳、戦後に入植して樹を切ることから始めたそうだ。先々代オーナとは1歳違いだったようだから、一緒に苦労した仲間だったらしい。色々な苦労があったらしいが、驚いたのは電気がきたのが昭和36年ということ。それまではランプの生活だったわけだ。
 その方は1町歩の田んぼを毎年やっているそうで、何でも教えるからといってくれた。が、どうも変わった生徒だから、あまり教えてもらったとおりはやらないんじゃないかな。しかし、前に同じ区のお宅を挨拶して回ったときも感じたが、優しく受け入れてくれる雰囲気が共通している。開墾から始めた皆さんに比べれば楽なもの、機械も使えるし一応食べることに苦労はしない。が、がんばらなければ。
 

田んぼを作る、別の方法を試す

 今まで上の田んぼ(田んぼ1号と呼ぼう)の均しをやっていたが、今日の雨ではブルドッグ号も働けない。今日は対象を変えて、もっとも平らに近い下の田んぼ(田んぼ4号)に雨で増えた水を入れ、ウルトラポチには代掻き用車輪アタッチメント(潜らない、倒れない)を取り付け、代掻き風にやってみた。
 これはもうドロンコ遊びの世界である。ウルトラポチは健気に働き、潜りも倒れもせずにヒタスラ平らにしようと働いている。が、この方法で高低差をならすのはなかなか大変そうということがわかった。カッパが破れびしょびしょになって昼で上がった。明日天気が回復したら、ブルドッグで高いところの土を低い方に持っていく作業をしなければならないようだ。
 
 

山の水止まる、何とか復旧

 朝起きて敷地内の山の水を見たら、雨が降っているにも関わらずどうも少ない。 水源地に行ってみたら堰から水が漏れていた。溜まっている水はかなり多く、取水口の籠は潜っていて全く見えない。仕方なく最も近い継ぎ手を外し、底さらいを始めた。見えない籠を手で探ってみると、半分くらい泥に埋もれており埋もれていない部分も木くずや落ち葉などが張り付いていたため、手ではがし始めた。ところがしばらくすると、どうしたわけか水が出なくなってしまった。これじゃ、開通前と同じである。

道から水源地
                       水源地はこの奥にある

少ない水
                       流れている水が少ない

 
 一旦家に戻り、前回役に立ったプラスティックの棒を取って現地に戻った。籠の目をようやくくぐる太さの棒で、これを外から突っ込みパイプの出口を突っつくのである。しばらくやっているとパイプの先から勢いのよい水の音がした。ほっとしたところで異変が起きた。ブーツが水の底の土に潜り込み上がらないのである。もがいていると反対の足も潜り始めた。そのうち水が入り始めてしまった。何とか両手と片足で一本ずつ引っこ抜いたが、もうデジカメどころではない。勢いのいい水の写真がないのはそのせいである。雨降りらしい水の流れにはなったが、このシステムは結構メンテに手間がかかる。今回は少し上流を堰き止めて水を溜めるようにして、泥やゴミがそこにも溜まるようにしてみた。取水口の籠の外側にもう一段網を巡らしてもいいかもしれない。また今度までに考えておこう。


潜った取水口
                       取水口の籠はこの泥水の中

2/26 現地の確認

 横浜からアクアラインを通り、木更津東ICまで約50キロ、30分。そこから久留里や養老渓谷経由で会所までは山道を30キロ余、1時間程度。久留里からは時折他の車に出会うが、養老渓谷駅あたりからは8時前でもまるで深夜、鹿でも出るのではないかという道を走る。
 到着後、さっそく敷地内を見回った。 山の水は少なめ、雨が降ったのに少ないのはちょっとおかしい。水源地の堰から漏れていると思われる、明日一番でチェックだ。水路をたどると、下の田んぼの上に造った水路から水が漏れ、下の田んぼに入り込んで吸い込まれている。このあたりはモグラの巣だから、そこの入り込んでいるとみえる。一応、川の方に流れるように溝を掘り直した。
 まだ獲物のない時期で、鹿やイノシシは入った様子がない。一応、鉄条網で補修した柵が効いているようだ。あと、椎茸は結構出ているようだ。ということで、特段の異常はない。

今週末の予定

 土曜日の午後と日曜日に用があり、本日の夜から入植地に入ることにした。ただ天気はすっきりしないようで、ルーリン彗星観測も野良仕事も成果は期待薄。特に水分を含んだ土をかき回すのはあまりよくないかもしれない。しかしもう3月にはいるし、作業を空白にするわけにはいかない。
 ということで、今週末の予定を整理しよう。
 田圃については上の田圃の整備を続けるが、東側部分について底や畦をきちんとして、いったい水が溜まるのかどうかを実験するところまでいきたい。
 畑はカミサンの領分だが、畑については100平米の区画を5つとする事にしているので、その確定をしてジャガイモの植え付けをしてもらおう。
 山については、イワツツジの整理や広葉樹の間引き(ホダ木用)などやることは多いが、刈払い機やチェーンソーなどを使う危険な作業だから、足下次第ということになる。
 予想外に穫れている椎茸だが、先週の作業でしっかりした木を選び出しておいたので、少しだけ買ってある菌を植え付けてみたい。
 山の水については、田んぼエリアを南から北にただ流していたが、前回帰る前に下の田んぼの上段の畦沿いに経路を替え、西の川の方に流れるようにしてみた。下の田んぼエリアはモグラの巣窟で、水の流れは穴の一つに吸い込まれていたが、どうなっているだろう。上の田んぼの仮整備が進めばそこに水を入れてみる。

 ということで、カッパを用意してがんばろう。

ビオトープ

 これについては RookieFarmer の弟に担当になってもらっている。この間の週末にはやってきたが、水の流れをみただけに留まっており、具体化は今後のようだ。まだ内容が固まらないうちにこちらの期待も整理しておこう。
 こちらの田んぼでは常時湛水をしない予定だ。一方で、色々な生物がやってきて暮らすような田んぼにしたいという気持ちもある。だから、今4枚と想定している田んぼのそれぞれについて、干したときに生き物が逃げ込めるような待避所としての機能を持たせて欲しいんだが。

 それ以上は何も条件をつけないのでよろしくやって欲しい。 →弟
 

田圃の構造と今後の進め方

 今現在はブルドッグ君に鞭打って力仕事をやっている状況。それはそれで進める必要はあるが、たいらになったら田んぼになるかというとそうでもない。水がもらない箱を作り、その中に適量の栽培用の土が積もっているという状態にして、初めてイネが育つ田んぼになるわけだ。作業中のの上の田んぼでは、粘土をガンガン削っているのだが、その下に礫層でも出てきたら水は溜まらない。棚田のように細切れでは困るが、ある程度レベルが揃ってきたら、一方から部分的に田んぼを作ってみようと思いはじめた。今来ている山の水も、敷地内を縦断して隣地との境界あたりでモグラの穴に吸い込まれている。まだ水を溜める状況にはなっていない。とりあえず少しずつ完成形を作っておくことが必要そうだ。

SRIー水について

 ふつうの田圃は、苗を植えてからずっと水を張っている。刈り取りが近づくと干すということは、家の屋上田圃の経験から一応知っている。ところがSRI農法では、張ったり干したりを繰り返す。これも在来の常識とは違うところである。空気にさらすことを繰り返すことが根の強化につながり、分けつしたり穂を出したり、実を作る際の底力にしていくらしい。穂がでてからは、さすがに水を張るが、それも浅めにするようだ。
 この辺の水のやり方は、自然農でもよく似ている。稲にとって、常時水の中という状態は必要条件ではないらしい。むしろそうした環境では生きられない雑草を防ぐ意味の方が大きいとどこかに書いてあった。

SRIー乳苗編

 通常の場合、稲の苗は1ヶ月ほど苗床で栽培してそれを移植するらしいが、SRI農法では1週間から10日、遅くとも2週間程度で移植をする。当然苗は頼りないほど小さい。だが、それでも自分の養分を使いきる前に移植して、自力で根をできるだけ大きくさせることが次のステップにつながるらしい。
 だが、そんな出たばかりの芽が草に負けないで育つのか、という疑問は今からある。おまけに移植の際には、縦横とも30cm程度の間隔をあけ、1本ずつ植えていく(通常はもう少し密度を高くして2~4株ずつ)。そんな具合だから他の田圃と比べるととても貧弱に見えるらしい。
 そんな心配に負けずに、稲たちを信じて強く育つことを祈りながら黙々と間の草刈りをするということが必要だそうだ。

6号車追加情報

 6号車にはもう一つのパターンがあることを忘れていた。時折、朝のラッシュ時にもかかわらず跳ね上げしきシートが降りたままになっていることがある。つまり、ふつうに座れるのである。今朝はそういう状況だった。桜木町で下車するつもりで最寄り駅から旧編成の6号車に乗ったら、座席が降りている。車内を見回すと立っている人もいるのだが、ちょうど一人分あいていて、首尾よく座ることができた。
 この電車、前の電車が車両点検ということで桜木町でしばらく停車したが、反対側に折り返しの始発電車が入ってくるタイミングになった。当然注目していたが、近づく音はするのに人は動く様子がない。案の定旧編成だった。
 こういう時に座れたのはラッキーだとつい思いたくなるが、運は他にとっておこう。
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