定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

会所からの春便りシリーズ(1)ふきのとう

 農業をやろうという割に、私は植物について滅法弱い。樹木もそうだが草本も同様。野菜の名前くらいは何とか見当がつく程度である。会所というところは南房総といってもいいエリアだが、山の中でもあり朝晩は冷え込み、サクラなども都内や横浜よりも明らかに遅いが、それでも春は着実に訪れている。
 そんな中で最も早かったものはふきのとうだ。最初はちらほらだったが、地下茎を張り巡らせているのだろうか、どんどん出てきた。最初のうちは採って食べたりしていたが、すぐに生えるに任せ始めた。今はもう蕗の葉も出始めており、キャラブキなどが計画に載りはじめているようだ。

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納屋の中の昔シリーズ(1)火鉢

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 RookieFarmerの家にも昔は火鉢があった。青地に細かい模様の入った大振りの火鉢がいつどういう時に処分されたかは知らないが、炭というものが身近でなくなったらなくなるのも仕方がない。
 先日、家族が集まってバーベキューをしたときに、終了後の余った炭を火鉢の中に入れた。遠赤外線というものの独特な力で、ちょっと冷えたみんなの体を温めてくれたが、あまりにもたくさん入れたためか、手で持てないほど熱くなってしまった。
 翌朝、誰かが持ち上げたところ、灰が溜まっている部分の上端あたりが割れ、上下に分かれてしまった。囲炉裏とはまた違った良さを持つ火鉢のメリットを昨日感じてしまっていたから、どうしたら再入手が可能かといった話題も飛び交ったようだが、納屋の中にはまだ二つも同じ火鉢が発見されたということでその問題は解決した。割れた火鉢は接着されて傘立てとして再登場するらしい。

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手前の汚い缶は無関係

 同じ火鉢が3個もあるということはちょっと驚くが、田舎の家で大勢を招くようなときには、必要があるのだろう。今なら灯油のヒーターだろうが。入植前には山の木や竹を切って炭を焼く計画もあったが、農業優先で滞っている。次のシーズンまでには炭と木酢液を生産したいものだ。

ウグイスだらけ

 ここ会所でも、日中は近所の工事車両や上空の飛行機の音などが聞こえるが、そんなこととは無関係にウグイスたちは終日鳴いている。昨日の朝などは、1号田んぼから北の方を向くと、正面で1羽の鳴き声が聞こえ、他に右の方、左の方、正面の向こう側という具合に、4羽の鳴き声があちこちから聞こえてきた。何となく、ナワバリはありそうな感じだったが。「だらけ」というわけでもないが、今まで複数の鳴き声を聞き分けるようなことは経験がない。(聞き分けると行っても場所だけだが)
 そんなことに気づいたのはユンボのせいだ。というよりは、ユンボを返してあらためて聞こえるようになったという感じ。朝6時頃から12時間も乗っていた当方は、あたり一番の騒音源だった。ユンボに乗っているとき、音楽ぐらいは聴こうと思って iPod を持ち込んだが、あまりの音の大きさに諦めたことがあった。これからは野の音を楽しみながらやってみよう。
 

パイプの行方

 川から揚げる水のパイプについては終端がどこか確認できていなかったが、昨日所々露出しているパイプを頼りに山の麓近くで見つけることができた。端をたたくと向こう側まで抜けていることを証明するようなボンボンという音が響く。
 それはいいのだが、田んぼまでは2m以上ある通路を横切る必要がある。真上というわけでもないので、配管の延長は10mを越える見込み。埋設配管にしたいが、場合によってはホースで仮設的につなぐことも考えておこう。

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 川からの揚水の流量は、ポンプの能力からいうと15立米/毎時ということらしい。1分で風呂がいっぱいになるという量は相当なものである。今入れている沢水と比べると20倍だ。時間で制御するつもりだが、水の保ち具合もばらついていそうな4枚の田んぼに一様に水を張ること、干すことは容易でない気がする。まあ、ある程度の容量のパイプを使い、水の受け入れと出口にはそれなりの仕掛けをして、週間タイマーで制御をするということをこれから考えていくことになる。
 昨日、一応田んぼ間の距離を測ったりしたが、田んぼ間では大体5m程度の配管が必要で、これはVU管を使用予定。水を受ける水口には枡のようなものを用意し、出口はチーズという接続部品(逆T字型)を使用して、溜めるときの水位と抜くときの最低水位を使い分けることを考えている。一つ終わるとまた課題が増える。退屈している暇はない。
 

ウルトラポチのオプション部品

 1号田んぼの水がほぼたまったところで、あらためてポチで耕運し始めた。キャタピラで踏み固めたり、排土板で削った表土の一部を、トロトロに柔らかくして移動するためである。ただ、今ついているふつうのロータリーでは耕運はできるが土の移動にはほとんど役に立たないことがわかった。カミサンの指摘通りである。

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 そこで、ロータリーのカバーに2×4の角材をくくり付けてみた。それだけでは大した効果がなかったため、土を溜められるようにL字型に同じ角材を打ち付けた。そうしたところなかなか効果的で、手作業では先が長いと思われた1号の仕上げも割合早く終わったと思う。もっと大きく鈞平度合いも不十分な田んぼが3枚もあるので、これからも活躍してもらいたいものだ。

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 実質1時間程度使用してみたが、10本以上の木ねじで止めた2本の角材が直角ではなくなっている。つまり、ネジが効いていないのである。隣の坊やのアドバイスがあり、△型の板であらためて緊結することにした。

2号田んぼに注水を開始

 1号完了ということで、昨日(3/31)夕方に沢水を2号に入れはじめた。2号以降は南側が切り土となるため、北側のみ畦波シートを入れた。しかし、切り土側も稚拙な腕前のユンボで掘ったから、ガタガタでよく水を吸い込みそうである。果たして次の土曜日にはどうなっているだろうか。

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1号田んぼほぼ完了

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 水面から顔を出していた土を均して、ほぼすべてを水没させた。水面の下ではなおレベルの差は残っているが、一応完了として次の2号田んぼに水を回し始めた。
 その前に、ほぼ満水状態になったところで、溢れた水を2号に回すようパイプを埋め込んでセットしたが、ほとんど流れ出なかった。漏れる量と入り込む量(0.8立米/毎時)が均衡したのだと思う。
 ともあれ、少なくとも1号田んぼについては、特に川からの揚水に頼らなくても米を作れる状態ということを確認した。比較的順調に行って150~200キロの収穫である。
 カミサンとの相談の中では、ここには古代米(黒米・糯)を在来式(乳苗ではなく稚苗)でやることになっている。

急遽池3号を作る

 最近水奉行がこない中、水の使い方の変更もあるために勝手に池を作り替えた。大きな理由は、田んぼに水を張り始めたため池に入り込む水がなくなり。これまでの素堀の池では水がすぐになくなり、いろいろなものを洗うのに不自由するからである。今回は、ブロックを4個並べた上にトロ箱を置き必要なときに水路を付け替えて水を入れることにした。

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 写真を撮り忘れた。これは横浜で屋上田んぼだったトロ箱の移動前の写真、これが会所に来ている。

 このトロ箱は60リッター入りで、目盛りもが刻んである。20リッターの時間を計ってみたところ、1分半を必要とした。つまり、800リットル/毎時である。この前は牛乳パックに入れる時間を計ったので誤差があったと思う。このぐらいが実力だろう。このぐらいの数量だと、
 
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こんなポチに3号池から汲み出した水をジャブジャブかけて洗っても全く不足はない。井戸の立ち上がり水栓から田んぼ敷地内のこの場所まで40メートルくらいあるので、ホースを持ってきたり水栓の開け閉めを考えると、これはやっぱり便利である。また、期間限定(4月から8月)の川からの揚水と違って周年使えるから、敷地内の水路も2系統にして沢水はビオトープ・池・洗い場用とするのが良さそうだ。

ポンプの状態

 川からの揚水ポンプについては、ご近所さんの紹介もあって、いすみ農協の農機具センターに依頼した。農協は高いという意見もあったが、こちらは何も知らないから慣れているところがいいだろうと考えた。
 本日農協の人がやってきて現地の確認をしていったが、うれしいことにポンプ本体は使えそうということが判明した。(昭和40年製造!) 5.5kwモーターは更に古そうだったが、ポンプに合わせれば2.2kwでもいいらしい。農協さんの見立てではもらったモーターでもつけんたんではないか、ということだった。それで、とりあえずモーターのみ交換ということになった。
 ポンプからのパイプも一応生きているようだが、最終端がどこだかわからない。明日にでもスコップを持って探してみるつもりだ。

 ということで、電気店には東電との3kw契約と引き込み工事の手配をあらためて依頼した。

田んぼ造成終了

 4枚の田んぼの造成が、ようやく終わりました。借りていたユンボを返した後は何となく脱力感がありますが、それでも暗くなるまで1号田んぼの土を動かしていました。これはすごい労働で、レーキで土を動かす上半身もフル稼働ですが、ズッポリと入り込んだ長靴は真空状態になっていて、足にも疲労感が一杯です。どんなフィットネスクラブに行っても、こんなに運動しないだろうという感じです、

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 1日いくらで借りているユンボがある間は夢中だったが、送り出してようやく一息ついた感じです。
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