定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

水温とイネ(1号田んぼの水の問題点)

 米作りは基本的に沢水に依存する形になってきたが、どうも水温が低いことが稲の生育にかなり影響するらしいことが見えてきた。生育状態は、東側の入り口付近と他とでは随分違う。大きさや葉の数が明らかに違っている。その原因としては沢水の温度が低いことしか考えられない。更に、1号についてはもう一つ気になっていることがある。西側のイネは、大きさはそれなりだが元気がなく、葉が倒れていたりするものもある。なんだか溜まり水で水質が悪化しているのではないかとも思える。
1号田んぼは、当初西(川)側からの水を主として考えていたため、西から入って東に出るように計画した。ところが現状は、東から入ることになる沢水が主となっており、1号田んぼの水は東側に出入り口共がある袋小路のような状態になっているのだ。西側奥のイネの元気がないことは、その袋小路に原因があるように思う。
 沢水の低温対策については、1号の前に溜池を作ることが考えられる。今回は横浜の家のプランターで栽培していたクレソンの株を持ち込み、1号2号間の水路に植えてみたが、もっと冷たい1号の前ではワサビの栽培なども考えられそうだ。ただ、それで水温が上がるわけではないから、ある程度の量の水を滞留させ水温を上げる工夫が要る。
 袋小路で滞留することの良し悪しはよくわからないが、これを改善するとすれば沢水の敷地内埋設部分のルートを見直し、西側から沢水を入れる考え方がある。また、少しでも温度を上げようということなら、現状の配水ルートで、1号の東側に小さいながらも貯留用の池は作れそうだ。まあ、現在の生育状況の違いが最後の収穫まで影響するかどうかは不明だし、それに注目しながらシーズンオフに検討事項として考えるのだろう。

東側(沢水入り口付近)の小さい苗
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真ん中あたりの苗
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カブトエビ購入

 ホームセンターで「カブトエビ」の飼育セットを買ってみた。生きている化石の一つらしいこの生物もイトミミズのように雑草を抑える働きがあるらしい。田んぼの底を動き回るので水が濁るためということだ。田んぼの草取りは大変だと脅かされているから、こういうものには何でも頼りたくなるが、飼育セットの中の卵がすぐさま実際の田んぼの除草に役立つとは思えない。あくまでもどんなものか実態を知るというものだ。実際にこれが棲息している田んぼでは、何万とか何十万とかいったオーダーで動き回っているらしい。一度見に行きたいが、残念ながらその時間がない。
 一応、1日ほど汲み置いた水に卵などを入れろという指示なので、昨夜から容器に水を入れている。どろんこ遊びのような田んぼ作りや飼育セットなど、子供と変わらぬ世界を過ごしている。
 

イトミミズらしきもの発見

 田植え後に米ぬかを撒くと雑草の発生を抑制するということなので、1号と2号田んぼにはそれぞれに米袋1袋分を撒いてある。農業書によると、米ぬかが発酵して還元状態になるからというのが雑草を防ぐ理由、また撒くことにより糸ミミズが発生して土を食べては出すからトロトロになり、雑草の種がその下に潜って芽が出なくなるということも理由の一つなんだそうだ。
 そんなわけで糸ミミズを何とか手に入れたいと思い、そういえば熱帯魚屋には売っているんじゃないかなどと思ったりしていたが、週末にはそう簡単に買い物にも行けない場所に籠もるので、買えないでいた。今度の週末に行って田んぼを覗き込んでいると、底にアバタのような土の盛り上がりがある。それもかなりの数だ。もしかしたら、と思って手桶でそのあたりの土をすくって見てみると、泥の中に赤い線上の生物が動いている。子供の頃に見たボウフラと同じようなクネクネした動きだが形はボウフラではなく、やっぱりイトミミズに見える(小さいため写真は撮れていない)。
 まあ、土が盛り上がっているのでおそらくイトミミズだろうということが結論。

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5/17の農作業

 今日は雨が降るということなので休養日にしようと考えていた。大体、会所というところの天気は予報より悪くなるのが普通であり、どうも雨が多いと感じていたからである。ところが今日に限っては意外に天気が保った。結果的に雨が降り出したのは16時頃からだった。
 朝もゆっくり始動して、どうせ雨が降るからと田んぼの観察などをしていたが、10時頃からだろうか、やはり3号田んぼのレベル差が気になり、降り出すまでという限定でレーキを持って均し始めた。いろいろやったが、体には堪えるけれどレーキで引っ張るのが一番土を動かせる。しかし、3分の1くらい進んだところでついにバランスを崩して片手片足をついてしまった。初めて田んぼに填ってしまったのである。降り出しまでということで、普通の長靴のままでやっていたことにも問題があったかもしれない。
 結局、つなぎを着替えて田植え用長靴に履き替え、均しを続けた。溶けたチョコレートのようなとろとろの土を最後まで持っていったのは14時近くだった。鹿に食われた苗がどうなるかという問題もあるが、これで田んぼ側の準備ができたので、来週は田植えができそうだ。いろいろ状況が変わったので、計画通りなのかそうじゃないのかわからなくなったが、まあ適当にやることにしよう。

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    何とか均した3号田んぼ

5/16の畑仕事

 基本は田んぼの係だが、一部の畑も担当している。田んぼの上にある畑だ。ここの250~300平米に落花生を植える予定である。一度ポチで耕耘しておいたが、そろそろ植える時期ということで石灰と鶏糞を撒いてもう一度耕耘した。この畑は道沿いにあるので、通る人みんなが声をかけていく。落花生を播くといったら、「ああ、あれはみんな好きなんだよ。カラスまで。」といわれた。どうやらまた新たな敵と戦う必要があるらしい。

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 カラスといえば、まだ田植え前の3号田んぼに鳥の足跡が残っていた。長さ13センチだからかなりの大きさである。狩猟免許の時も鳥の足跡までは勉強しなかったが、大きさからみてカラスではないかと思う。朝の6時頃から夕方まで、大体田んぼの見えるところにいるんだが、いつこんな足跡をつけるのだろう。

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5/18 販売予定

今回は、タケノコ・野蕗・ワラビを販売いたします。
タケノコはそろそろ今シーズン終了で、今回が最後だと思います。
いずれもあまり量はありませんので、お早めにどうぞ

10時頃からの販売となります。もう少し早いかもしれません。

田植機の田植え

 昨日の段階で考えたように今日は田植機を使おうと思ったんだが、試しに空荷で田んぼに入れて試運転したところ、結構スピードが速くて普通の長靴ではついていけないほど。深くて底の高さもばらばらであることが原因である。そんなことをしているうちに夕方が近づき、明日は雨模様だから結局来週以降に持ち越しとなった。何事も予定通りには行かないものだ。(再)

パイプの詰まり

 急に沢水の出が悪くなった。昨日使ったばかりの針金を持ち出して昨日と同様にパイプに差し込んでみた。今日は、昨日継ぎ目と思った1.5m位先で引っかかり具合が強くなった気がしたので、そこで何度も出し入れしてみたら、パイプから何か飛び出して水の勢いが強くなった。
 

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 飛び出してきたのはこれ、どうやらクルミの実である。痛み具合からいって長期間入っていたように思える。その結果、72L/分というこれまでの最大量になった。もっとも、これは水源地の堰に水が溜まっていたからで、そのあとは多少減ったようだ。
 ともあれ、これで少し心配は減った。だが、取水口には篭を被せてあるのになぜ入ったのか?、この大きさのものがなぜ詰まるのか? という別の疑問も芽生えてしまうが、ちょっと様子を見よう。
 

畦豆を播いてみた

 道の駅(たけゆらの里)で買った在来種の大豆を畦に植えた。450gほどあったが、1号の周囲と2号の下で終わってしまった。畦といってもかなり広い部分もあるし、植える場所はかなり多い。 他に植えるものを探してみたら緑豆というもやしにする豆があったので、これを3号と4号の間に播いてみた。
 
 写真を見ていただくとおわかりになるだろうが、畦にはまだ草もほとんど生えていない。田んぼを作るときに削った土を積んであるからだろうか、どうも養分も草の種子すらもない感じである。豆を植えるときには小さい鍬でちょっと掘るが、硬い土で鍬も跳ね返るほどだった。ということでうまく豆ができるかどうか。

沢水の現況

 沢水のパイプは、敷地内の途中から露出配管となっているが、その部分のパイプを外してそこから針金を入れてみた。まず1.5m位のところで引っかかるところがある。ここがもしかするとVU管と黒パイプのつなぎ目ではないかと思う。このあたりを突っついてみたが変化はない。そこでさらに5~6m程度更に入れてみた。そこでも一応突き当たる感じがある。底までの間にちょっとした引っかかりがあったので、針金の出し入れを繰り返すと、泥が混じって水量が増えてきた。どうやらこれで詰まりは解消したと思われる。
 
 水量の計測結果は、
    沢水出口    52L/分
    1→2号     33L/分
    2→3号     24L/分
    3→4号     18L/分
    
    1号の吸収量   19L/分
    2号の吸収量    9L/分
    3号の吸収量    6L/分
    1号の吸収量は測定誤差かも あとで計ったら7L/分くらい
    
 ということで、この状況であれば4枚の田んぼを何とか沢水だけで維持できそうだ。当然、暑い真夏やイネが大量の水を要求するときには不足するだろうが、そのときは川水に頼ればいいだろう。途中の黒パイプ部分がボトルネックになっており、それをVU管に換えれば流量は増えると思う。それはシーズンオフの仕事にしよう。
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