定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

果樹を植える(進行中)

 梅・栗・柿・無花果を20本くらい買ったが、これを植える作業も進行している。山の環境整備が遅れていること、害獣対策上は家の周り・畑のエリアの方がよいということで、当初予定していた山(内山)ではない。隣の坊やはこれについても活躍していて、カミサンが登れない斜面に栗を植えたりしてくれている。
 
果樹

果樹2

乳苗について

 SRI農法からの影響で7日から14日前後の苗(ちゃんと乳苗と呼ばれる)を移植しようと考えてはいるが、謎と問題は多い。いつもの通りインターネットで検索してみるとかなりいろいろなところで研究されていることがわかる。県の農業試験場などが多い。ただ方法については多くの選択肢があり、今後迷いそうだ。たとえば、陸なのか水なのかもいろいろ。育苗箱に入れたりといった養生方法についてもいろいろ、肉体労働の傍らこちらの調査もやる必要がある。
 今のところ、広島県での研究成果「水稲疎植栽培マニュアル」が参考になると考えているが、この手のものはいずれも機械での田植えが前提であり、1本苗とはなっていない。まあ、公的機関も注目し、特に北陸地方を中心にプロの農家に広がりつつあることは確認できた。結局のところ、川口由一さん式の自然農の苗作りになりそうだ。

田んぼ予定地の現況

 毎週末、大して進展はないが徐々に進行はしており、かなり楽しみつつやっている。
 4枚の田んぼは1号から4号と呼ぶつもりだったが、「田んぼの痕跡」での考察の結果、元々の計画通り2号と3号を1枚にする可能性もあり、2号を2つに分ける考え方で名前をつけることにした。あらためて田んぼを写真で掲載してみよう。

「1号」
田んぼ1

 
 1号は、比較的レベル差が少ないこともあって、先行して均しているエリア。ただ、山側が大きく下がっており、ここは土を押すだけでは解決しないと思われる。ユンボで最終の整形をすることになる。雨が降ったため水が溜まっている。この部分はブルドッグ君で土を削ったところ。粘土のような感じだったが、このレベルを底にすると水が溜まる田んぼになるんじゃないかな。


「2-1号」
田んぼ2


「2-2号」
田んぼ3


 2の1号と2の2号は、もともと1枚の田んぼだったもの。計画では幅20mの1枚の田んぼにする予定だったが、実態をみると全体に勾配がついているため、2つに別けた。ユンボがうまく使えれば1枚にすることも考えている。作業としては1号と3号が先行しており、この部分はまだ手が着いていない。
 

「3号」
田んぼ4
 
 
 3号は1番下に位置する。情報では一番水保ちがよかったということだし、レベル差も比較的少ないため水を張って作り始めている。ただ、3号側は少しレベルが上がっており、押すかユンボで掴みあげるかして最後の整形がいるだろう。既に一部は水田らしくなっているが、画面右の隣地境界側はススキの大株が並んでおりそこから水も漏れているんじゃなかろうか、どこかで縁を切って畦シートでも埋め込まないと水が溜まらない感じである。

別の角度からの1号、分解されたブルドッグ君が哀れである。
田んぼ1号

4号は水を溜めてつくり始めている。水源地からの水が細り、昨日より水は引いた感じだ。
田んぼ4号

椎茸 引き続き好調

 RookieFarmerはシイタケは好きではない。豊作のこの頃は毎日食べさせられるため食べられるようにはなったが、大して味もしないし何故喜んで食べるのか意味がわからない。というわけで、あまり関心はないのだが行ったついでで様子を見たら、前日獲ったばかりにもかかわらず雨のせいかかなりの数が発生していた。1週間経つとかなり育つと思われる。
 RookieFarmerの母親は全く反対に椎茸には目がなく、山ほど採れるということはかなりうれしいらしい。行っている間、ホダ木置き場には何度も見に行くほどだ。来週末は合間を見て菌を植えるという作業も入れてみよう。

先週に運び込んだ屋敷裏の置き場の様子
椎茸

ジャガイモの植え付け

 RookieFarmerが田んぼ作りをしている間に、ほかの部分も少しずつ進んでいる。もっとも寒い時期は過ぎたということで、ジャガイモの植え付けが始まった。
 RookieFarmerがウルトラポチでウネった後、ジャガイモ切りと灰付け係が母親、畝作りと植え付け係がカミサンというコンビでやったらしい。ちょうど畝に並べ終わった頃に近所のおばあちゃんがやってきて、畝間が狭いことを指摘され植え直すというハプニングもあった模様。全体で50平米もない市民農園の詰め込んでチマチマやる感覚がまだ残っているんだろう。
ただ、それでもやっぱり密度は高めで、予定の100平米は埋まっていないので、1ヶ月ほどしたら追加で種芋を買ってもっと植えるよう畑奉行に進言してみよう。そんなに採ってどうするの? という反応だと思う。確かに10倍になるらしいから、20キロなら200キロだ。

 また、近所のおばあちゃんは里芋の種芋を持ってきてくれた。これは畑奉行の範囲だが、時期的にはまだ先と思われる。


ジャガイモ植え付け
              手前3分の1くらいに150株程度は植わったと思う。

外山の水源地対策

 敷地内の山と分けるため水源地のある山を外山ということにした、もう一つは内山と呼ぼう。色々考えているが、太めのホースを持っていってサイフォンの原理で溜まり水を吸い出し、同時に底に溜まっている泥や朽ちた樹皮枯れ葉などを吸い出してしまうということが良さそうだ。あとからあとから流れてくるから対症療法ではあるが、鍬などで掻い出すよりはずっと合理的だ。
 あと、昨日ホームセンターに寄ったときに、塩ビパイプ関係の色々な継ぎ手などがあった。大きなホームセンターに行ってみると種類も多いだろう。一度水奉行と一緒に出かけて、あれこれ検討する必要もある。
田んぼを作っていても水を管理していても思うのだが、農業というものには土木的な要素が大きい。水源だけでなく水の道パイプラインのメンテもあるし、田んぼでは水漏れをどうやって防ぐか、畦をどうやって崩さずに保守管理していくか、などが今後のテーマに育っていくはずだ。
 子供の頃、雨が降ると庭に川ができ、それを途中で堰き止めたり蛇行させたり、隣家との境界にある擁壁の上の穴に吸い込まれるまでが随分楽しいオモチャだったが、そんなことも思い出させる。

田んぼの痕跡

 田んぼエリアの向こうには小さいながらも山がある。入植直後にはここのススキを刈ったり、その続きでイワツツジを刈ったりしていたが、そのとき何気なく歩いていた段差があった。
 それを反対側からあらためて眺めてみると、どうやらそこには昔の田んぼのレベルが残されているようだ。つまり昔の3段の田んぼのうち上段がAのところまであり、かなりの段差があって2段目がはじまりBのところまで続き、かなりの段差があって最後の下段が始まっているという感じだ。


昔の田んぼ(痕跡)


昔の田んぼ(痕跡2)


今の田んぼ復旧作業では、中段の田んぼ部分のレベル差が大きいことから、そこを2分割して全体4枚構成にする予定だが、前との比較で考えると田んぼごとに土を押したのでは無理があるようだ。3月の後半にユンボを借りるつもりだが、下の田んぼから土を揚げて畦を作るという感じでやる方がよいだろう。考えてみれば当然で、以前田んぼから畑に直したときは、段差の上部を削って斜めに均したはずだから、その逆をやればいいというわけだ。

ハーベスター

 まだ使えていない機械があるが、そのうちの一つであるハーベスター(移動式脱穀機)が水と同様に気になっていた。試験後に出かけていった理由のもう一つがこれ。ブルドッグ君の後継として使えないものだろうか、という思いつきである。すぐにでも注文して空白を作りたくないという気持ちもあり、どうしても確認したかった。山の水源地をみたあと納屋に入り込みカバーをめくってよく見たら、推測通りシャーシと上の機械部分(この場合は脱穀用)は別れそうだ。操作レバーも走行と脱穀にはっきり別れている。のぞき込むと、汎用のガソリンエンジンやブルドッグで見慣れたギアボックスがついている。

ハーベスタ1


ハーベスタ2


いつも感心するほど先々代オーナーが残してくれている取扱説明書の束を探したら、塩尻にあった会社(カンリウ工業=今も存在する)のハイスレッシャー「あずさ」という機械らしい。そしてページをめくってみると最後にオプションとして運搬台が載っている。つまり上部の機械を外してこれに乗せ替えるのは普通の使い方というわけである。ブルドッグ君の運搬台をこれに乗せれば運搬車、ブルドーザーオプションをつければ2台目ブルドッグ君の誕生である。もちろん規格は違うと思うので、載っけてボルトで一発というわけにはいかないだろう。
ボリュームからいって脱穀部分は重いと思われるが、次の週末(日曜日は試験だが)の実施項目のうちの一つは決定した。

ハーベスタ3

山の水、またまたトラブル

 免許の講習が早く終わったので、横浜に帰らずに大多喜の家に行ってみた。 そのまま帰るとアクアラインの通勤割引の恩恵にあずかれないという問題もあったが、水の様子なども気になった。射撃場から30分もあれば会所についてしまう。到着しても4時過ぎだからまだ明るい。さっそく水をみたら雨が降っている割には元気がない。
 またまた水源地に出かけていった。そうしたら沢の水が結構流れている。本来ならばその水はすべてこちらに来なければならないはずだ。 堰に着いてみると、やはり取水口のかごが半分泥に潜っていて、堰の途中からジャアジャア水が流れ出ていた。例によって近いところの継ぎ手を外し、プラスティックの棒を差し込んで何度か突っつくと、大きな音でパイプから水が流れ出てきた。泥を掻き出し、かごの網についている木くずや泥をとってパイプをつなぎ敷地に戻ってみると、せせらぎは水の音がするくらいの勢いになっていた。1日で少し水が引き気味だった田んぼ4号に、この勢いでどのくらい溜まるだろうか。

 どうもこのままではすぐに詰まってしまいそう、ビオトープ並びに水奉行である弟に検討と善処を依頼した。

狩猟免許の講習

 予定通り狩猟免許の講習に出かけてきた。場所は市原にある射撃場だ。ここは鉛害が問題となり閉鎖中だが、免許試験と講習では使われている。

射撃場


 受付開始時間の20分くらい前についたが、すでに20人くらいは到着していた。年齢層はかなり高め、半分以上は50代60代に見える。結局、本日の受講者は80~90名くらい。平均年齢は50歳以上だろう。講習室に入ると、鳥獣のイラストが貼ってある。狩猟対象かそうでないかは、瞬間的に判断しなければいけないらしい。

狩猟免許講習1


 午前中の退屈な講義が終わると、いよいよわなの架装が始まる。 簡単に見本を示してもらった後は銘々が順番にやってみる番だ。 RookieFarmerは、3回ぐらいやってみたから来週は何とかなるだろう。

狩猟免許講習2

 このように、相当な年輪を感じさせる手が多い。


狩猟免許講習3

 基本的に、こんな絵を見せられて種類をいうテストもある。わな免許の場合、これをみて「ヤマドリ」なんて言ってはいけない。「だめ!」といわなければならない。 なぜなら、わなで鳥は捕ってはいけません。
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房総で百姓やってる...

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