定年後・田舎作って・コメ野菜

房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、最近では配達もやってお客様に喜ばれている。

今週末の予定

 土曜日の午後と日曜日に用があり、本日の夜から入植地に入ることにした。ただ天気はすっきりしないようで、ルーリン彗星観測も野良仕事も成果は期待薄。特に水分を含んだ土をかき回すのはあまりよくないかもしれない。しかしもう3月にはいるし、作業を空白にするわけにはいかない。
 ということで、今週末の予定を整理しよう。
 田圃については上の田圃の整備を続けるが、東側部分について底や畦をきちんとして、いったい水が溜まるのかどうかを実験するところまでいきたい。
 畑はカミサンの領分だが、畑については100平米の区画を5つとする事にしているので、その確定をしてジャガイモの植え付けをしてもらおう。
 山については、イワツツジの整理や広葉樹の間引き(ホダ木用)などやることは多いが、刈払い機やチェーンソーなどを使う危険な作業だから、足下次第ということになる。
 予想外に穫れている椎茸だが、先週の作業でしっかりした木を選び出しておいたので、少しだけ買ってある菌を植え付けてみたい。
 山の水については、田んぼエリアを南から北にただ流していたが、前回帰る前に下の田んぼの上段の畦沿いに経路を替え、西の川の方に流れるようにしてみた。下の田んぼエリアはモグラの巣窟で、水の流れは穴の一つに吸い込まれていたが、どうなっているだろう。上の田んぼの仮整備が進めばそこに水を入れてみる。

 ということで、カッパを用意してがんばろう。

ビオトープ

 これについては RookieFarmer の弟に担当になってもらっている。この間の週末にはやってきたが、水の流れをみただけに留まっており、具体化は今後のようだ。まだ内容が固まらないうちにこちらの期待も整理しておこう。
 こちらの田んぼでは常時湛水をしない予定だ。一方で、色々な生物がやってきて暮らすような田んぼにしたいという気持ちもある。だから、今4枚と想定している田んぼのそれぞれについて、干したときに生き物が逃げ込めるような待避所としての機能を持たせて欲しいんだが。

 それ以上は何も条件をつけないのでよろしくやって欲しい。 →弟
 

田圃の構造と今後の進め方

 今現在はブルドッグ君に鞭打って力仕事をやっている状況。それはそれで進める必要はあるが、たいらになったら田んぼになるかというとそうでもない。水がもらない箱を作り、その中に適量の栽培用の土が積もっているという状態にして、初めてイネが育つ田んぼになるわけだ。作業中のの上の田んぼでは、粘土をガンガン削っているのだが、その下に礫層でも出てきたら水は溜まらない。棚田のように細切れでは困るが、ある程度レベルが揃ってきたら、一方から部分的に田んぼを作ってみようと思いはじめた。今来ている山の水も、敷地内を縦断して隣地との境界あたりでモグラの穴に吸い込まれている。まだ水を溜める状況にはなっていない。とりあえず少しずつ完成形を作っておくことが必要そうだ。

SRIー水について

 ふつうの田圃は、苗を植えてからずっと水を張っている。刈り取りが近づくと干すということは、家の屋上田圃の経験から一応知っている。ところがSRI農法では、張ったり干したりを繰り返す。これも在来の常識とは違うところである。空気にさらすことを繰り返すことが根の強化につながり、分けつしたり穂を出したり、実を作る際の底力にしていくらしい。穂がでてからは、さすがに水を張るが、それも浅めにするようだ。
 この辺の水のやり方は、自然農でもよく似ている。稲にとって、常時水の中という状態は必要条件ではないらしい。むしろそうした環境では生きられない雑草を防ぐ意味の方が大きいとどこかに書いてあった。

SRIー乳苗編

 通常の場合、稲の苗は1ヶ月ほど苗床で栽培してそれを移植するらしいが、SRI農法では1週間から10日、遅くとも2週間程度で移植をする。当然苗は頼りないほど小さい。だが、それでも自分の養分を使いきる前に移植して、自力で根をできるだけ大きくさせることが次のステップにつながるらしい。
 だが、そんな出たばかりの芽が草に負けないで育つのか、という疑問は今からある。おまけに移植の際には、縦横とも30cm程度の間隔をあけ、1本ずつ植えていく(通常はもう少し密度を高くして2~4株ずつ)。そんな具合だから他の田圃と比べるととても貧弱に見えるらしい。
 そんな心配に負けずに、稲たちを信じて強く育つことを祈りながら黙々と間の草刈りをするということが必要だそうだ。

6号車追加情報

 6号車にはもう一つのパターンがあることを忘れていた。時折、朝のラッシュ時にもかかわらず跳ね上げしきシートが降りたままになっていることがある。つまり、ふつうに座れるのである。今朝はそういう状況だった。桜木町で下車するつもりで最寄り駅から旧編成の6号車に乗ったら、座席が降りている。車内を見回すと立っている人もいるのだが、ちょうど一人分あいていて、首尾よく座ることができた。
 この電車、前の電車が車両点検ということで桜木町でしばらく停車したが、反対側に折り返しの始発電車が入ってくるタイミングになった。当然注目していたが、近づく音はするのに人は動く様子がない。案の定旧編成だった。
 こういう時に座れたのはラッキーだとつい思いたくなるが、運は他にとっておこう。

腰痛とのビミョーな関係

 何年か前から時々腰痛にやられることがある。 整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらったが、「特に異常はないが、インナーマッスルを鍛えなさい」というわけのわからない診断を聞かされただけで、相変わらず時々腰痛に襲われる日が周期的にやってきていた。
 そんな RookieFarmer が農作業に耐えられるかどうかについては、自分も周囲も大いなる疑問をもって注視していた。 入植直前には、高校時代の友人の医者を訪れ、高級だという触れ込みのコルセットや、消炎剤や座薬・膏薬類をたっぷり出してもらうなど、有事への備えも怠らなかった。 
 向こうでは朝からコルセットをぎっちり締めて、作業を始める。それが効いているのか、意識の問題なのか、あるいは注意をしているからか、これまでのところ時折ちくりとある腰の痛みが大事に至ることはない。何とかこのまま、腹筋背筋も強くなって腰痛とおさらばしたいと願っているが、どうだろうね。

稲作への挑戦

 横浜の家ではカミサンが屋上田圃で古代米の栽培をやっていた。あまり手伝うことはなかったが、光と水から米を作る稲の働きの不思議さには、とても感銘を受けた。ほとんど経験のない農的生活を含む田舎暮らしに踏み込んだもっとも大きな理由はそこにある。いろいろな候補の中から、躊躇する材料があったにも関わらず今の家を選んだ理由もそれにつながる。
 購入が決定した暮れ以降、図書館で借りた本などを読みあさり、福岡正信さんの自然農の世界に引かれ、川口由一さんの実際的な自然農の方法にも傾き、さらには不耕起で稲を育てる岩澤信夫さんのやり方にも反応した。ただ、今作っている田圃は傾斜のついた畑をならす必要があり、あるがままでは使えない。表面を削ったり、すべてをかき回して漏れなくしたり、要はかなりいじりまくる必要があって、自然農というキーワードとは整合しづらいのである。今作っている上の田でも、赤茶色の粘土まで削る必要があるくらいだ。自然農といえる環境になるまでには少なくとも3年はかかるだろう。そこで今検討しているのは、SRI農法というものだ。  別資料
 もとはマダガスカルで始まり東南アジアに広がりつつある農法だが、苗としては7~12日程度のごく若い苗を植え、間隔は30センチ程度とし、成長期は間断灌水、穂がでてから浅めの水を入れるというやり方だ。おそらく機械は使えない田植えや草取りの問題はありそうだが、基本はこの方法による予定。実はこの方法、自然農の稲作りと無関係ではない。種子に養分が残っている時期に田圃に植え替えることや間断灌水は、自力で強い根を張らせようというもので、共通点がある。
 自然農もそうだしSRIもそうだが、在来の方法とはまるで違うやり方だ。興味深く観察しているであろうご近所の大先輩たちはさぞかし驚きあきれるに違いない。でも、在来のやり方に囚われる必要がないのは我々の特権でもある。ただしカミサンは、そんな方法は稲の原産地の亜熱帯地方だから成り立つんじゃないの、などといっている。まあ確かにその可能性もあるが、やってみなければわからない。とにかくこの一年、稲たちと楽しく挑戦しようと思っている。

二番目の水

 沢から水を引き込んだことについてはすでに書き込んである。稲についても常時灌水はしない予定だが、とてもそれだけではまかなえない。最終的には川の水の揚水までいくことになるが、次には井戸の水を検討してみる予定。
 井戸は2本あり、うち1本は宅内上水として利用している。これはかなり深いらしい。水質検査は入植時に実施して、飲用水として問題がないことを確認している。もう1本は上からのぞき込んだところではかなり浅く、ポンプはついていて宅内上水につながっているが、使われていない。この浅い井戸に直結した立ち上がり水栓を付け、農業用に使ってみる予定だ。
 一応、水は見えているがどの程度くみ出せるかは不明。
さらにいうと、ポンプが生きているかどうかも確証はないが、まあ、ステップを踏んでいこうと思う。ご近所の話では浅い井戸の方がおいしいということもあるらしいが、それはずっと先に試してみるつもり。少なくとも畑と露天風呂(将来計画)くらいは間に合うはずだ、いや期待しよう。
 なお。この井戸のコンクリート製の蓋には、ちょうどいい大きさの穴があいており、例のガチャポンポンプの取り付けもやってみたいところである。当面の水についてはこんなところだ。

京浜東北(根岸)線6号車を巡る駆け引き(長文)

 RookieFarmerが平日利用する京浜東北(根岸)線では、少し前から車両の入れ替えが始まっている。E233という新しい車両は、骨太な感じでこれまでのシンプルだが仮設ハウスのようにも感じるタイプと比べていろいろなところに違いがある。その詳細は他に譲るが、乗客の立場での大きな差異の一つが6号車だ。
 これまでの6号車は6ドア車両という通勤混雑対応車両で、ドアが多い代わりに座席が少ない(54→30)。おまけに朝のラッシュ時はいすが跳ね上がってしまう。RookieFarmerの乗る区間は東海道線・横須賀線・京浜急行・無理すれば東横線が併走するため、ギュウギュウになることもなく、以前からその存在には疑問があった。ただ同感の人も多そうで、比較的空いていたり、短距離客が多かったりするせいか、座るには穴場だったからあえて乗ることもあったんだが。
 それで、新しい車両では当然のように6号車もふつうの車両になっている。その結果両方の編成が混在する現在、6号車についてはギャンブル性が生じている。60を過ぎたRookieFarmerとしては、座って居眠り(現在はBLOG原稿書き)をすることを目指しており、朝は桜木町始発に乗り換えるのだが、タイミングによって待ち行列の長さが変わってくる。特に端の席を希望すると前の4人に限られてしまうことになる。そこでこの6号車問題が浮上するのである。
 
 桜木町駅では、始発ホームの5両目にとりあえず並ぶ。端権利の4名でなくても仕方ない。折り返し電車の到着を待つ。それが新編成と判明したら6号車エリアに移動する。これで座れないおそれのある場合の回避や端に座りたいという希望を実現できるのである。こういう行動の人はかなり増えていて、遠くにみえた瞬間に新旧を判断して移動する人が何人もいる。こちらも同類だが、判別のために見えやすいところに立っている人もいて、実際には誰か動き始めたらこちらも移動する感じだ。横浜駅から桜木町までの京浜東北(根岸)下り線は、貨物線を乗り越える関係で高くなっており判別しやすいのだが、今朝はそこに電車が顔を出す前に動いた人がいた。推定ではおそらく横浜駅をでたばかりの電車のヘッドライトを確認できる瞬間があるのだと思う。新車両のヘッドライトは、位置が高い上に明るくて青みを帯びた光となっている。背の高いその人はめざとくそれを見つけたのだろう。明日からは、ベンチマークとする人を変えることにしよう。
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