通常の場合、稲の苗は1ヶ月ほど苗床で栽培してそれを移植するらしいが、SRI農法では1週間から10日、遅くとも2週間程度で移植をする。当然苗は頼りないほど小さい。だが、それでも自分の養分を使いきる前に移植して、自力で根をできるだけ大きくさせることが次のステップにつながるらしい。
 だが、そんな出たばかりの芽が草に負けないで育つのか、という疑問は今からある。おまけに移植の際には、縦横とも30cm程度の間隔をあけ、1本ずつ植えていく(通常はもう少し密度を高くして2~4株ずつ)。そんな具合だから他の田圃と比べるととても貧弱に見えるらしい。
 そんな心配に負けずに、稲たちを信じて強く育つことを祈りながら黙々と間の草刈りをするということが必要だそうだ。