3/20開始予定の重機作業を控え、その準備がメインとなる。最大の目的は田んぼの造成だが、ほかのエリアでも手では大変という仕事があるため、重機利用作業のチェックが必要となる。
 現時点で考えているのは、畑の一部にできている山(刈った草や払った樹木の枝などの堆積、古い畳も埋まっていた)を均したり、不要な樹木の処分、内山に道を作ること、川からの揚水の水路作りなど。
 また田んぼ関係でも、1号と3号については一応水糸まで張ってあるが、あらためて畦の高さを決めてもう一本糸を張ることが必要。2ー1と2ー2号については、それぞれを別の田んぼとして整地する前提で畦の高さを決め水糸を張ることが必要。
 毎回問題となる沢水についても、まだ川からの揚水が先となるので、整地後の注水に備えて整備する必要がある。
 もう一点はGW頃の田植えへの準備に関わるものだが、納屋にある育苗器や育苗箱の状態確認と、必要な機材の洗い出しをやる。育苗については地面に苗床を作る方法を考えているが、GWの期間中に手で植えるため、苗が乳苗(7日程度)から育ちすぎて残存胚乳50%を食いつぶす可能性があるので、冷暗所貯蔵ができる方式をとるためには育苗箱も役立ちそうということだ。

 それと、忘れてはいけないことがあった。レンタルするユンボはディーゼルであり、軽油を用意しておく必要があった。容器を含めて考えておく必要がある。また、納期のうちの田植え機も動作の確認をしておきたい。

 技術的には昔と違うはずだが、先々代さんの残した道具を活用するのは何となく嬉しいのである。