ドロナワというかぎりぎりというか、金曜日からの重機作業を控えて、何とか最終測量が完了し計画を決定した。といっても、やりながら変わる可能性も残されている。
 田んぼのレベルについては、これまでそれぞれ別に計測していたが、今回それを同一基準で整理してみた。その結果、個別に考えていたのでは判らないようなことも見えてきた。
 ① 田んぼエリアのレベル差は最大2.4m
 ② 概ね西側の山(川)に近い方が低い(東西レベル差平均50cm)
 ③ 北側隣地に接する部分はほぼ水平である
 ④ 全体的に北下がりであり、各田んぼ北側の畦は元地盤より
   30~50cm程度の盛り土となる。
 ⑤ 逆に南側の畦は、想定畦レベル(北側畦上端と同じ)から更に
   高くなっている。
 ⑥ 個別の田んぼのレベル差は、1号、4号は比較的小さく2号3号は大きい。
 ⑦田んぼ用地の東西側はレベル差が大きい場所などがあり、
   当面は田んぼに組み入れることを避けることにした。
   

 結局、田んぼの面積はまた減って、1号(320)2号(440)3号(380)4号(600)、合計は 1,700平米程度となった。検討するうちに、田んぼの水位が現状地盤以上という箇所がかなり多いと判明したため、崩壊防止の意味もあって畦の幅を大きくする必要もあり、今年は余裕を持って田んぼづくりをする考えだ。

 全体の地盤レベルをプロットした航空写真を見ながら作業の進め方を考えたが、ユンボの排土板(ブレード)でひたすら田んぼのレベル(畦レベル-25cm)で均平し、同時にキャタピラで踏みならしながら耕盤というプールの底の働きをする土の層を作る作戦を採ろうと思う。畦はその後にしよう。できた耕盤はいじりたくないので、今年は稲たちに頑張ってもらい、自力で耕してもらう。土の状態も判らないので、肥料もやらないつもりだし、そのためにも逞しい苗を作りたい。