明日の夕方ユンボを返却する。20日から11日間、そのうち一日は本来の仕事のためにユンボは休みだったから、合計10日間使ったことになる。全く未経験だから少し無茶ではあったが、予定の4枚の田んぼは一応形になった。そのうち一枚には水を張り今のところは田んぼらしい姿となっている。だが、レベルの調整はまだ必要で、明日は最後の仕上げを行う。ただ、オートレベルと私とユンボの組み合わせでは完全な水平にはならない。あとは水を張っての代掻きに頼ることになる。
 米作りをやってみたいと思っていたが、こんなことから始めるとは思っても見なかった。が、こんなに面白いことはないと今は強く感じている。測量して計画を立て、工程表まで書いて始めたが、想定通りに行かないのは世の常で、その場その場の工夫の積み重ねもまた面白い。そんな新鮮なことの積み重ねであっという間に田んぼ予定地が姿を見せた。
 
 まだすべての田んぼが使えるかどうかは未確認だが、何となく一つの山を越したような気がする。来月に入ったら、今度は種籾の浸種から始まる本当の米作りが始まる。きっとエキサイティングな半年になると思う。