今や、ハイテクという言葉がローテク臭いと思うのは私だけではないだろう。次のような仕掛けは通勤利用している京浜東北線の車内で撮影したもの(車掌用画面)だが、現在導入が進んでいる新型(E233系)の前の旧型(209型)から搭載されていたものだから、詳しい人は今頃ハイテクというには不適当と指摘するだろう。

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 とはいっても、車両別に乗車人員から温湿度までチェックできるのはなかなかよくできている。これがあれば暑すぎる暖房や効かない冷房もなくなるに違いないと思っても、事実は必ずしもそうはいかないのが世の常である。
 さて、1枚目は桜木町、2枚目は石川町駅で撮ったものだ。一番左側が南行の最後尾車両だが、よく見るとこの車両の乗車率がかなり高いことがわかる。また、温度に注目するとわずか2駅なのに2度も上昇していることもわかる。私が利用する駅は最後部側のみに階段があるため、帰りのラッシュ時は最後部車両周辺のホームと階段が一時大混雑になる。この駅の人たちは、一刻も早く家に帰りたいのか、こぞって最後の10両目に乗るものだから、車内は混雑、温度も上昇ということになるが、私もその一人だ。
 こんな仕掛けがあってこうしてチェックしても、実際の車内はほとんど快適側にはなっていない感じがする。やっぱりハイテクではなさそうだね。