
下を流れる養老渓谷源流は、清澄山・麻綿原から流れてくるが、それなりの水量でこちらの稲作には役立ってくれると期待している。水奉行の話では、水棲生物はいるときもあればいないときもあるらしいが、ヌマエビやドジョウなどの小魚類はいるらしい。ホタルのえさになるカワニナについては生きている個体は見つかっていないらしい。という具合に、この川とは色々な付き合いをしていくことになる。
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。穫れた作物は横浜の家の玄関先で販売、配達もやっていたが、古希を迎えたこともあり、2019年春に毎週の直売をやめた。不定期の直売と宅配便利用のコメやイモ類の販売に移行している。