いつも通りがかりに久留里商店街にあるシェルのスタンドでガス補給をする。レシートを見ると金物店と書いてあり、不思議なスタンドである。ただ、ガソリンは安い。横浜あたりに比べて10円も安い。
 そこの長髪の店主はこれまた不思議な雰囲気で、どう見てもガソリンスタンドの主には見えない、強いて言えばオートキャンプ場のオーナーといった感じかな。
 今日は車のそばに寄ってきて話しかけてきた。
 車の中の米袋を見て、「ああそうだ、米を精米しなけりゃ」というから、
 「あれは糠だよ」というと、「何に使うの」と聞くので
 「田植えのあと撒くんだよ」と答えたら
 「え、プロらしくないね」
 「???」
 「プロの百姓には見えないね」
 「そりゃそうだよ、今年成り立ての新米だからね」
そのあと、稲作りの話、特に最初の年は水保ちが悪いという話をしてくれたが、この店主も「見えないね」という点は全く同じ。しかし、まだ百姓には見えないらしい。