色々な課題があるが、とりあえず竹藪の問題から勉強・整理してみた。香川県がHPにまとめているものが全体像を理解することに役立った。
竹林の整備と利用の手引き -健全な森林の再生モデル事業-(香川県)

 個人レベルのHPとしては、次のものが役に立つように思う。こちらでは伐採した竹を炭にすることが処分の基本のようだが、近所から焼くときの煙や臭気について苦情があり、煙に散水する装置まで工夫して用意したりしている。まあ、隣家の牛の臭いが漂う会所のロケーションではそこまでは要らないだろうが。
里山の竹林の整備を取り組み始めての状況とこれからの課題(1)
里山の竹林の整備を取り組み始めての状況とこれからの課題(2)
里山の竹林の整備を取り組み始めての状況とこれからの課題(3)

 それにしても、全国レベルで竹の侵略は大きな問題のようである。ちょっと前まではタケノコ採取や農業用資材としての利用ということで竹林の存在価値もあっただろうが、中国のタケノコや石油化学製品などの利用拡大等で顧みられなくなり、竹藪へと変化してきたようだ。当家のそれも竹林ではなく藪である。S49年頃の航空写真では竹は見あたらないので、それ以降に先々代さんが植えたのだと思うが、代替りしてからの10年弱の間にすっかり蔓延ってしまったらしい。竹が周辺に侵入するメカニズムは次のようなものである。
タケは樹高成長した後に葉を出すことから樹高成長には光を必要とせず、
空間を埋める早さの競争でも圧倒的に有利です。この特性により、
放置竹林は周辺の森林に侵入・拡大し、森林の上にタケの樹冠を形成する
ことにより光が当たらなくなり、樹木を枯らすなどの影響を及ぼします。
 なるほど油断はできない。今、竹藪外に出てきたタケノコを1本伸ばしているんだが、これもちょっと考えた方が良さそうだ。
 
2d806179.jpg

   瞬くまに伸びる竹
 
 
 竹藪の整理については、次のような基本があるらしい。
①まず竹林全体の傾き方向を見ること
  (必ずどちらかになびいている)
②傾いた先から切り始めて順番に倒していくこと
③倒れないときは、手の届く範囲の高さでもう一度切り、
  その分低く引きおろし、それから倒すこと。
  一度でだめなら繰り返せば必ず倒すことが出来ること
④切り掛けたままではいつ倒れるか分からないので、放置しないこと

 竹の切り方については、次のような情報があった。私は今のところ竹挽き鋸で切っているが、あまりにも密集しているので切っても倒れずに上の方で絡み合ってどうにもならぬ状態になっているところがある。これは参考になる。
道具はチェンソーです。竹の自分の目線あたりのところを斜め下から斜め上に
きります。すると竹は倒れずにすとんと下に落ちます。
その切った竹の目線あたりを同じように下から斜め上に切ります。
それを繰り返します。最後に竹の根元を切ります。ある程度同じ長さになるので
搬出も楽です。
以前自分で伐採をしたことがありますが、そのときは竹きりのこで根元を切って
引っ張り出して短く切っていたので、引っ張り出すだけでも大変でしたが
その方法で業者は1日で300平米(千本以上)ほど伐採してました。 
試してみてください。

 当家の場合、孟宗竹のタケノコを採ることを第一の目的とするつもりだが、その場合は150~300本/10アールということだから、かなり密度は低くすることになる。間伐時期は10~12月が適当で、3~4年以上の竹を切っていけばよいということだ。また、細い竹を切って若い太めの竹を残すようにするようだ。
 
 ということで、竹藪関係は秋頃の仕事になる。ただ、害獣防止柵や野菜の支柱として竹杭は必要なので、適宜手を入れることになる。