似ているような似ていないような組み合わせだが、私の頭の中では距離的に非常に近い。また、どちらも田舎暮らしを続けるのに欲しいものということで共通している。
 2本ある井戸はいずれもポンプ付きだが、家屋内で使っている井戸は数十メートルの深さで深井戸用ポンプで揚げている。もう一つは浅井戸用のポンプがついているが、これまで使われていなかったものを立ち上がり水栓を取り付けてもらって畑の水まきや野菜などの洗浄用に使用している。浅い方の井戸は母屋と納屋の間にあり、丸穴のあいたコンクリートのフタが載せてある。先々代さんは涸れない美味い井戸として自慢していたようだが、現在はフタの穴から入るゴミが混じったりして、飲用などの利用はしていない。木の台を作ってその穴の部分に手押し式の井戸ポンプをつけたいと考えている。電気が止まることはないと思うが、人力は無限である。
 もう一つの五右衛門風呂だが、実際に田んぼの仕事をやると必需品に近い感じである。今は、前夜の風呂のお湯を流さないでいざというときは風呂に入ってかぶるという方法を採っているが、屋外に風呂があってそこで洗い流してから家に入る方がどう考えても合理的と感じる。薪を拾ってきて燃やし、湯加減を見て田んぼを眺めながら入るのは楽しそうだ。
 ただ、井戸と風呂はある程度の距離ができてしまうし、高低差もあるので手押しポンプで風呂の水を汲むというわけにはいかないだろう。別の項で、沢水の配水経路を見直すことに触れることになるが、栓をひねると沢水が出てくるという形が現実的かもしれない。沢水については一度タンクで受けるようなことまで考えると利用の可能性も広がってくる。