順番を間違えてしまい、1が後からとなった。

 敷地の半分弱を占める山のエリアは田んぼや畑とは方向の違うおもしろさを秘めていると思う。大きく分けると、イワツツジが植えられているエリア、杉林、竹藪、広葉樹林の4つになる。面積でも大体4分の1ずつとみていいようだ。
 いわゆる里山と農業の密接な関連については入植前から気になっており、何冊も本を読んだり色々考えた時期もあったが、立ち上がりの慌ただしさの中で吹っ飛んでいた。あらためて考えてみると、典型的な里山となる雑木林は割合少ない。竹藪については別項で検討したが、ここではイワツツジ林をどうするか考えてみる。
 
 敷地西側の小山の東側斜面の火なりの部分に「イワツツジ」が植えられている。先々代さんが苦労して増やし、おそらく当時はそれも売り物にしていたのではないかと思われる。現在はどうやら商品としての価値はなくなったようだが、それより残念なことは、敷地内の別の場所や向かい側の山のイワツツジはかわいい花を咲かせていたにもかかわらず、この東斜面のイワツツジの多くが花を咲かせなかったことだ。おそらく、超過密状態となっていることや、肥料も与えられず剪定もされず、午後からは日当たりも弱まるといった複合的な要因によると思う。そんなこともあって、一番最初に考えていたように、このエリアには果樹を植えることにしよう。
 ただ、この地域は猿の行動範囲に入っており、ものによっては餌食となってしまう。電気柵は検討するが、山までカバーするのは難しそうだ。ということで、梅と渋柿を主として考えていく。いずれも、加工しての販売が主となるが、そのままでは猿も食えないものというとこんなところだろう。栗なども既に数本植えてみているが、一応柵内となる予定の場所に植えた。
 
 もう一つ検討しようと思っているものがタラノキである。竹藪内に2本発見しているが、ここは既に鹿の領分となっており、将来的にも柵で囲うことは困難である。幸い、繁殖力はあるらしいから、挿し根で移植できるはずだ。竹藪以外の山のエリアは、猿は防げなくても鹿は防御できると思うので、タラノキ栽培場所とすることを考えている。
 
 いずれにしても、イワツツジについてはよく選んでその多くを撤去処分せざるを得ないと思う。