勘定奉行と一緒に山の麓でネットを張っていたら、すぐそばの竹藪でガサガサ音がした。すぐに反応して手近の一輪車に載せておいたロケット花火を取りに行った私は姿を見なかったが、やはり不敵にも猿がそこまできていたらしい。すぐに3連発で発射したがどこまで効果があるかは不明。前回の出没時には勘定奉行がそばにあった竹などを叩き威嚇しようとしたが、距離が離れていたこともあって「フン」といった感じで小馬鹿にされたそうだが、それよりは有効だろう。
 しかし、竹藪や山まではかなりの頻度で猿がきているのだと思われる。潜んでいて、猿がきたら驚かすといったこともなかなか面白そうだが、残念ながらそんな時間はないし、こちらが山蛭にやられるのがオチのようだが、とにかく次のターゲットは猿だ。
 
 子供の頃遊んだロケット花火だが、随分久しぶりだったので事前に試験発射していた。家のそばから山に向けてとばしたが、田んぼの3分の2くらいのところに落ちたから、射程距離としては40~50メートルくらい。実験の時はフェンスのネットに差し込んだが、そんな場所を探す暇はないだろうから革手袋で持ったまま発射させようなどと考えていたところだった。作戦はまんまと成功したが、革手袋とツナギの袖との間にわずかな隙間があり、米粒くらいだが火傷2カ所。服装はきちんとしておく必要がある。