今回の「田んぼの水」検討は、これで一段落。
 現在のポンプ用モーターは3相200Vの2.2Kwというものである。もともとは5.5Kwだったが、農協担当者の「ポンプの規格から2.2Kwのモーターで可」という意見で、交換するモーターはそのサイズにした。ポンプの本来の仕様でどの程度の能力があるかはまだ判っていないが、今の使い方では60L/分程度である。期待とはほど遠い能力だ。
 同じ2.2Kwの水中ポンプの能力を調べてみた。鶴見製作所のKTZ2 2.2という型番のものでは、揚程20mの時に0.3立米/分となっている。当方の場合、高さは20mにはならないが、水平距離もそれなりにあるため大体こんなものだと思われる。現ポンプの60Lに比べ300Lだから5倍の能力と言うことである。イニシャルコストを無視すれば、現在のポンプ能力をベースにした試算値80円の5分の1、つまり米1キロ当たり16円ということになる。永続的に4枚の田んぼを維持していくということであれば、水中ポンプへの交換は必須条件となるだろう。
 現在の田んぼと畑の面積比は2対1である。敷地条件と田んぼと畑の必要労力を推定し、この程度のバランスがいいだろうと考えた結果だ。直売所が意外に好評ということもあり、もう少し畑を増やそうということになる可能性もある。そうすると、4枚の田んぼのうち1枚ないしは2枚を畑に転換することがあるかもしれない。そうなると川水(ポンプ)への依存度は画期的に低下してくる。2枚なら基本的に沢水だけで田んぼができてしまうと思われる。
 という具合に、色々なことを考えながら方程式を解いて最適解を模索しながら農場をやっていくのはとても面白い。