昭和35年頃の論文(田んぼの水について)をみていたら、畦の水漏れは温度を測ることで調べられるらしい。いつも水温測定用につかっているデジタル温度計は金属の棒ではかる方式のものだが、この用途には絶好である。
 田んぼの吸水量について2回の計測を元に推計したが、ほかにも計測した日があり、ばらつきはかなり多いのである。モグラなどの穴でも漏水するらしいし、それは崩壊の原因にもなるだろう。水温とともに定点観測が必要ではないかと考えている。毎回、田んぼに入ったり出たりする水の量から吸水量を計算するのもエクセルで計算させることにしよう。