ちょっと無謀な話でもあるが、この物件の購入を決めるまでに2回しか見に行かなかった。1回目は仲介業者さんの案内で昨年の11月末に見に行っている。そのあとすぐに購入申込書は送っており、金額などの条件交渉に進んでいったのだが、並行して翌週か翌々週に2回目、この時は近所の人の話を聞いてみようかということで出向き、今まさに先生のような隣家のおばあちゃんと話をしたり、同じ「区」の皆さんがやっている蕎麦処「樅の木庵」に行っていろいろ聞いてみた。そのときも印象がよく、そんな中でいつの間にか決まったような気がする。情報としては、色々な業者さんがネット上で出している物件紹介程度。2回目は敷地内に入れず、外から見ただけ。家はともかく、3000坪もある敷地はほとんどみることもできていなかった。

更にこちらが案内を頼んだ仲介業者さんの説明の中には、次のような文章が入っていた。

    最初に言っておきますが、
    野生動物(鹿、猪、ヒルなど)が出ます!

    都会ではあり得ないでしょうけどね。
    しかも携帯電話(NTTドコモ)も圏外です。

    まあ、それだけ奥深い田舎ということ!

    誰だって、「こんな田舎の山奥で暮らせるの?」
    って不安に思いますよね?

    でも実際に暮らしている方がいるのでご安心ください!
    
これはどう読んでも勧めているというよりは、「よく考えた方がいいよ、俺知らね!」という感じで、「ご安心下さい!」といわれても、どちらかというと不安がつのる感じである。カミサンなどは、契約するまで、決済するまで、入植してからも多々懸念があったらしく、何度も再考を求められた。これに支払うお金は捨ててもいいという覚悟があるのか、とも聞かれたような記憶がある。彼女がようやく、これは結構よい買い物だったかもしれないと思い始めたのが1ヶ月くらい前ではないだろうか。だから、当分の間「仕方がないから亭主の酔狂に付き合うか」、という感じだったと思う。
 比較的脳天気な私としては、決めたあとは一気に色々考えて、思い浮かんだ計画を形にしてきたわけだが、このBLOGを読んでいただけばおわかりになるだろうが、まさに痛快である。色々な問題は降りかかってくるから、それなりに対応には追われるのだが、毎週末は楽しくてしょうがない。ということで、一体どういうところがよかったのか悪かったのかということを整理してみることにしよう。

以下、何がよかったか、何が悪かったか、を順次書きだしていきます。

1219田んぼができる前
    購入当時の田んぼ予定地。これから作るんです