今回も水の計測はやっているが、先週との大きな違いに
やや面食らっているところだ。
先週は沢水が好調で、日あたりの入る量は120立米前後、
出る量もだいたいその程度だった。
今週末は、雨が大して降らない日が続いたためか、
沢水の量が3分の1の40~50立米程度と減ってしまった。
それは仕方がないが、なぜか田んぼの吸水量も半分程度
(50~60立米)に減ってしまっている。まるで沢水に合わせて
頑張ってくれたようだ。前週のデーターから減水深を推定すると
8センチ程度だったが、今週の計測値ベースでは4センチ程度
あるいはそれ以下。理想的な田んぼの2センチに近づいている。
こうなるとちょっと訳が分からなくなり、面食らっているというわけだ。
さらに計測値を増やして降水量などとの関係を推定し、
揚水ポンプの運用に役立てたい。

今回セットした今週平日の仮設定では、1日に6時間
約25立米の水が揚がる。この間の計測ベースでは入りより出が
10立米程度多いようだから、ポンプで汲み上げたうちの15立米は
そのまま川に戻るようなものである。
理想的には、平日の間ある程度の不足が生じ、
週末の連続運転で不足を回復するという感じだ。
とにかく、沢水の量と吸水量の見当をうまくつけていかねば。