慌ただしい農作業の間に起きたハプニングだったこともあって、すでに書いた2つのレポートでは言い切れないこともありそうだ。改めてちょっと起きたことを整理してみよう。

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  実は、結構写真は撮ってある。 しかし、もっと撮ればよかったと思っている。

○子ウサギの発見
刈り払い機で畦の草を取っていたそのとき、50センチほど下の通路を逃げていく茶色の物体が目に入った。通路も草だらけで、ちょうどクローバーが茂っているあたりだったが、茶色い背中がやっと出るくらい、急いでいるんだろうけれど、歩いて追いかけていっても捕まえられた。最初はネズミかとも思ったが、持ち上げてみるとウサギ、耳はそれほど長くなかったが後ろ足は大きめ。でも、飛び跳ねて逃げるほどには発達していないんだろう。

○どこにいたんだろうか
1羽をかごに入れて草刈りの続きに戻ったが、まるでビデオのように同じことが繰り返された。同じように下の通路に降りて捕まえると、区別がつかないくらいよく似た子ウサギである。そのときにはかなり草を払ったが、それまでかなり茂っていたので、どこかの草むらが巣になっていたのではないだろうか。野に返した後も何度もそのあたりをみたが、痕跡は発見できなかった。考えてみると、うちの田んぼエリアには(休日の人間以外は)それほど危険な動物は侵入してこないため、子ウサギたちにとっては比較的安全といえるかもしれない。草原はノウサギの巣になることがあると考えておくことにしよう。ただ、ネットは張り廻らせてあるがイタチなどは簡単に入ってこれるし、蛇は結構多い。だから、安全といっても比較的という感じだ。

○親はどうしていたんだろう
滞在中の夜は、必ず敷地内をライトで照らして獣チェックをする。いると目が青く光るのである。最初のうちは鹿を発見してロケット花火を撃ったりしたこともあったが、威嚇行動が奏効したのか一時期獣は現れない状況になった。しかし、このところ小型の生き物がいつもいた、照らすと光る目がチョコチョコと動くのである、それがノウサギだったようだ。
子ウサギが住み始めたのはいつかはわからないが、休日には私がその辺りを当たり前に歩き回ったりしているので、素早い親だけ逃げて子ウサギはじっと隠れていたのだろうか。返す直前の親ウサギの行動を見る限りは、必死で探していたに違いなく、15分ほどの間にいなくなった子ウサギたちは無事親の元に帰ったと思いたい。色々調べたところでは、子ウサギは格好の餌であり、産まれてからの1年で半分以上は減るということだ。夜だから猛禽類はいないかもしれないが、イタチなどは当然いるだろうから。

○ノウサギの子供は飼えるのか
いろいろ調べてみたが、前に書いたご近所さんの話通りに何も口にせず衰弱死するということのようである。飼うならペット用として売られているものということになるのだろう。まあ、心構えを広くすれば敷地内でノウサギを買っているようなものだが、味噌や醤油用に播いた大豆のほとんどは姿を消し、楽しみにしている落花生も食われてやせ細っており、ちょっと納得がいかない。まあ、適度な緊張感の中で害獣として追い払い、侵略を防ぐということが必要だろう。子ウサギは本当にかわいいんだが。