パイプが押しつぶされるという障害は前にも一度あったので、ポンプ停止時に川まで逆流する水による負圧が原因だとすぐに判明。そこで、あらためて峠以降の田んぼ側のパイプのレベルを調べてみた。(峠=川から上がってくるパイプの最高地点) そうしたところ、川から上がってきたパイプの峠部分と2号田んぼ付近の先端部の高さがほぼ同じだったのである。パイプは山の裾を通しているが、このあたりは結構な勾配がついており、そこに反対の勾配でパイプを通そうとしたため、目視では十分な下り勾配があるように見えたが、実際にはそうではなかったわけだ。そもそも2号田んぼの水面自体が峠からわずか8cm程度しか下がっていないため、結局3号田んぼに水を入れることにしたのである。
竹藪の中から急な崖を登り、前に付け替えた新しいライト管を切って交換する。本当はライト管では役不足かもしれないが、ポンプから崖の上までの立ち上がり部分がライト管だから、すべて交換しないと問題は解消しない。どうやら昔のライト管の方が新しいものよりも丈夫らしいから、まだよしとしなければならないだろう。これで立ち上がりの部分が割れたりしたら、問題はもっと厄介になる。
それで、峠から3号田んぼまでの配管付け替えだが、今回はオートレベルを据えて測りながら行った。田んぼの水面までは90センチ、畦までは60センチのレベル差だから勾配をとるのは比較的容易だが、何しろ周辺は緩斜面だから目の錯覚には気をつける必要がある。ということで、なんとかやり換えが完了した。
水は問題なく出たし、止めるときも負圧による問題は発生していないようだった。嬉しいことに、水量は5割程度増加して、毎時5立米程度になった。水平に20m程度引っ張っていたのを半分程度にして、しかも下り勾配がついたからだろう。不思議なことに2割くらい増えるときがあるが、これはパイプ内の空気の有無で違うのだろうか、と推測している。
沢水は相変わらず少ないが2号からはチョロチョロだが出ているから、3号以降を川水で補うというやり方でも問題はないだろう。だめならポンプの交換だが。かくして、配管変更は3回目になり、ようやく落ち着いたと思いたい。それにしても、こういう水理の問題は奥が深いということ、手を抜くと痛い目に遭うこと(前回レベルできちんとチェックしなかったこと)を反省するが、根本的には安いからとオークションで水中ポンプを安易に買ってしまったところに問題がある。悲しい性である。

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    3号田んぼの水出口、一応池は掘ってみた。
    勢いよく水は出ている。
    3号と4号の補充だから、ポンプの運転時間は最低限で良さそうだ。