1時過ぎに目が開いた。台風襲来のはずだが、外は静かで雨が降っている様子もない。よしそれでは見回りだ、と外に出る。まずライトで田んぼ中を照らすが、何もいない。池をのぞいたりしながら落花生畑に上がると、いたいたウサギ発見。手で捕まえてやろうと、とにかく走っていくとあっさり網の下から山の方に出てしまった。
残念と思いながら家の方に戻ろうとすると、田圃の向こうでガサガサというトタン板の音が。ライトで照らすと1匹の鹿がこちらを見ている。どうやら私がいるのを知らずに入ってきたらしい。今回はパチンコ(スリングショット)を持って出ていたのでそれを片手に、ポケットのビー玉を出しながら走り寄る。相手は逃げようとするが、3カ所の穴は全て塞いである。隅に追い詰め5m位に近づいたところでパチンコを構えようとしたが、ライトを持ちながらのパチンコはうまく狙えない。そうこうしているうちに鹿は突然いなくなった。ライトの光が当たらない間にジャンプして逃げたのではないかと思う。もう一息だった。

家に戻り寝ようとしたのだが、今度はまたトタン板の音がしたように思えたので、外に出た。気のせいか風のせいか、とにかく何もいない。と思ったら、畦の向こうに小さな目が光っている。またウサギだな、とそちらに向かってみる。近くに行くと、さっきと同じような大人のウサギが背中を見せて座っていた。そばに走りよると、すっと網の下をくぐって山の方へ、前回と全く一緒のパターンである。もしかすると、こちらのスピードや能力を見切っているんじゃないか。

でも、それだけじゃなかった。すぐそばの木の向こうで何だかわからない動物の声がしたり、家に戻っても裏のススキの原から鹿の「ピー」という鳴き声が聞こえたり。掲示板かコメントで水奉行も書いていたが、深夜のここは半端じゃなく動物だらけのようである。ついに寝そびれた。明日の午前中は台風のはずだから朝寝を決め込もう。