田んぼで稲以外の季節に何を作るかというと、もっともポピュラーだったものには麦がある。穀類ということで主食の一端を賄えるし、ワラなどは堆肥として次の年の米の肥料にもなる。これも考えてはみたが、粉にするために機械が必要となったりするし、何より直売所で販売するにはちょっと不適切ということがあった。他にはレンゲなんていうものもあるが、これは典型的な緑肥であり、直売所には役立たない。ということで、やはり野菜の時期を確認することからはじめなければならない。ただ、肥料用でない普通の野菜類の栽培は、地力を落とすなどの懸念を持つ考え方もあるようで、単年度ではなく中長期的な考え方で緑肥や豆類、通年湛水などを回転させていく必要があるだろう。
 さて当家の田んぼが空くのは10月からである。4枚それぞれ時期がずれるので、早ければ10月はじめ、遅ければ末となる。それから田植えの時期までに収まるものは、春菊・ターサイ・チンゲンサイ・ほうれん草・白菜・レタス・キャベツなどの葉菜類、ダイコン・カブなどの根菜類があげられる。ものによっては早めに苗を作って田んぼが空いたら定植をしなければならないものもありそうだ。タマネギもやりたいが、早生でないと後ろが詰まってしまう。ということで、結構寒い会所の冬の気候で育つかどうかはわからないが、ものの数は結構あるようだ。そういえば、菜花なんかもいいかもしれない。
 早い田んぼ(1号と2号)が終わったら鶏糞堆肥とワラを撒き、耕耘して畝をたてておき、適当に植えていくということで良さそうだ。半年は田んぼで水が入るから連作については心配はいらないような気もするが、湛水する田んぼは4号(毎年)、1~3号はローテーションとすることにしよう。今年の場合、畦が崩壊した3号については、完全に乾かして補修しなければならないので、冬期湛水の対象からは外した方がいい。ということで、今年は2号と3号を畑にすることが適当だろう。そうなると、水を張った田んぼ直下の2号には湿気を好む作物、3号はそれ以外となるが、落下生畑跡がもっとも乾燥すると思われるので、感想を好む作物はそちらだ。こんな条件の中でもう少し煮詰めたい。