7792d3d5.jpg


 今回実施する改修の概略を南北断面に表してみた。大雑把にいうと棚田の下側土手を整形することと東西通路の整理(南通路をなくす、横断通路を最低限に縮小する)の2点だ。断面イメージのスケールはいい加減で誇張があり実際の内法幅拡大は絵ほどではないが、奥行きは30~40mはあるから面積の増加はそれなりにあるはずだ。
 書いてから見直したが、横断通路左側の土手は崩壊の前科があり、赤線の形よりも厚くする必要がある。畦の土手については、今よりも少し高めに盛り、苗移植後の深水管理に耐えるようにする。
 
 春にユンボで作業をしたときは、南北方向に傾斜している土地を棚田に変えることに加えて東西方向にも傾斜があったため、それを均すことがメインだったので、比較的高い部分を掘り返して排土板で押しながら均す作業が多く、いつもガラガラとキャタピラを鳴らして走り回っていたが、今回は腰を据えてバケットの操作で掘ったり削ったり盛り上げたり押し固めるといった細かい作業が主体となりそうだ。