とりあえず拡張後の平面をプロットしてみたが、実はかなりいい加減な部分がある。各田んぼ間の畦=土手の詳細をまだ検討していないからだ。標準的な断面は次のようになると考えている。すなわち、田んぼの底(作土の上)から30センチの畦を作り、その上を歩行できるようにして、そこからの法面は安定勾配(一応1:1.0と想定)を確保する形で下の田んぼに下っていく。
 
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 ということになると、各田んぼ間のレベル差がどうなっているかで決まることになる。ところがいろいろ資料を漁ってみても計画段階(もともとの地盤レベル)しか見つからない。やる前の計画は細かくやるが、やったあとはきちんとフォローしていないようだ。(まあ、自分の性格だから仕方がないが)

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    計画段階の地盤レベルはこうなっていた。


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    表として整理したものはこれ


これによると田んぼ間のレベル差は、1~2号85cm、2~3号75cm、3~4号50cmとなっている。ただ、この目標通りにはいっていないと思う。今度の週末には、各田んぼのレベルをあたってみて、断面の計画をしなければならない。
ちょっと話題がずれるが、造成前は同じ田んぼ内でも結構レベル差があったのである。1号田んぼは50cm、2号115cm、3号110cm、4号65cm。まあ今回は、このあたりの仕事はないのでかなり気は楽である。