このシーズンオフの間に水源地の堰と取水口は全面的に更新するつもりだった。今回あらためて水源地を眺めてみたが、堰自体を新設することはかなりの労力が必要と思われ、また効果についてもどれほどのものかについて疑問が生じたため、再度方針を検討することにした。
 現在の堰は、当初にはそれなりの容積を持っていたはずだが、完全に土砂が堆積してしまっており、水を貯めるという意味では全く役に立っていない。そもそも水を貯める意味など最初から存在しなかったと思われる。基本的には沢を流れてくる水を取水口に集めるためのものだったはずだ。ただ、堰に余裕があれば土砂を沈殿させて下流に流さないという効果はあったはずだ。現状でもがんばって堆積土砂を掻き出せば、落ち葉や土砂などの異物が配管に流れて詰まったりするようなトラブルを防げるはずだ。逆に言うと、異物が下流に流れないような工夫をした取水口を用意すれば、現状の堰をわざわざ作り直すことはないのではないだろうか。
 

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 現状の堰周りの写真である。堰の内側には土砂が堆積しており、取水パイプの先の取水口のあたりのみかろうじて空間が残っている。取水口には異物よけのネットが掛けられているが、土砂はフリーパス、落ち葉などの異物も取水口を通して配管に流れ込むことがあり、トラブルの原因となっている。また、パイプが詰まりかけになると堰の両脇などから漏水が始まる。そうなると取水パイプを流れる水はさらに減り、詰まりやすくなるという悪循環となる。
 こういう状況の中での見直し案だが、
  ・取水堰自体は元のものを利用するが少しかさ上げし、漏水しないように補修を行う。
  ・取水装置は取水堰からのオーバーフロー水を受けるもの(別途検討)を作成
  ・現在の取水パイプは堆積土砂取り出し用として再利用
  
 取水装置については、以前「沢水取水部分の改良について」の中の「ゴミよけ装置」の構造として紹介したものをアレンジして作ろうと考えている。落ち葉などのゴミを排除して水のみを取り込めるものらしい。コアンダ効果というものの応用らしい。こんなものを作るのは農閑期の仕事として最適だと思う。だが、他にもいろいろやることが・・・

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