池の住人はまだ少ないが、かなりのカエルの卵を入れたので大爆発の時期が近づいている。こんな寒い時期に本当に孵るのだろうかと思う気持ちもあるが。ただ、田んぼの生き物図鑑によれば、餌が少ないので早く孵ったオタマジャクシが他の卵を食べることもあるらしい。それもかわいそうな話だし、前からいる生き物たちにとっても生活しやすい環境を作りたい。
 そんなことで、前にも入れた米ぬかをもう一度入れてみた。今回は6キロ程度だろうか。それ自体では餌にはならないと思うが、昨年春に田んぼに撒いたときにはイトミミズやミジンコの発生を大いに促したようだ。ただあまりにも気温が低いから、春のように反応してドブ臭くなったりしないのはいいことなのか悪いことなのか、ちょっとわからない。今回のオタマジャクシには間に合わない可能性もあるが、生物多様性を高めることにはつながるだろう。
 もう一つ、川で捕ってきた魚を入れたことは書いたが、網に入った様々なもの(木片、落ち葉、石、正体不明のゴミなど)も池に入れた。じっくり探したが動くものは見つからなかった。だが、見えないほど小さい生物やその幼生、卵などが混じっている可能性は大いにある。暇ができたときにはそんなものも集めることにしよう。

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