4号田んぼを粗均しして水を入れ始めると、高いところ低いところがはっきりわかってくる。昨年は4月から5月にかけていやというほどそれを均したが、水の溜まり具合を見ていると当時の記憶や気持ちなどがよみがえる。あのときは、いったい田んぼになるんだろうか、ちゃんと水はたまるか、米はできるんだろうか、といったいろいろな疑問や不安があったが、ひたすら力仕事に励んだのである。
 年末年始の作業は使っていた田んぼの拡大だったから、概ね水平にはなっているはずだ。そのあたりは気楽なんだが、今年は畦塗りを手作業でやってみたいと考えているため、少しずつ均し始めることにした。久しぶりにレーキを持って田んぼに入る。水は極端に少ないが、それでも既に田んぼの4分の1程度に拡がっている。前日に浅く耕耘しておいたので、溜まっている場所に水面上の部分から土を引っ張り込む。そうそうこんな感じだった。結構力のいる作業だ。思い出したところで終了。今の水量は1日に8立米、満水状態で1cm/日だから、減水深2cmとすると満水は無理ということになる。でも来週にはある程度水が溜まっているだろう。昨年は何度も耕耘したため、底までの深さがかなり大きく、長靴の丈ほどになるところもあったので、今年は高いところのみを耕耘するようにしよう。ということで、ちょっと早いが今年の田んぼの始まりである。