暗くなってから見回りに出た。カミサンは、この寒いのに一体何しに行くのというが、何が何でも行かねばならぬ。田んぼの方に出てみると、田んぼの真ん中あたり、刺してあるポールの上に何かいる。一度家に戻り、カミサンにも声をかけてもう一度戻り、再びライトを当てるとその物体は翼を広げて竹藪の方に飛んでいった。数十メートル先だしライトの光も弱くなっているからはっきりはしないが、形から考えるとフクロウのようだ。最近タマゴを産むカエルも多いので狙っているんじゃないかと思う。こんな環境ならきっといるだろうと思っていたんだが、ついにその姿をみることができた。これだから見回りはやめられない。