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 2日間ですべて解明できず残念だったが、新しい事実が判明したり疑問が解消したり、それなりの効果が見られた。

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 判明したことの主なものは、まず黒ポリ管はごく一部のみにしか使われていなかったということである。池の水出口は黒ポリ管だったが、ちょっと上流側を掘ると塩ビ管がみえた。これを抜き取って塩ビ管に換えたので、径が細いためにボトルネックになっていた黒ポリ管はなくなったことになる。もう一つは道路の横断部である。反対側のみしか判明していないが、塩ビ管からコルゲート管に換えられ、それが道路下を横断しているようである。そして、もっと早く気づいてよかったことだが、道路横断部分は手前と以降の配管よりも垂れ下がっており、水量が少ないときなどに土砂が堆積しがちであり、今回のつまりの原因はまさにそれだったということである。

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   継ぎ手はコンクリートで巻いてあるが、手前はVU40、向こうは50ミリコルゲート管

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    トタンの下にちょっと見える塩ビ管が沢からの配管の出口
    とぐろを巻いているのは、配管詰まり用のワイヤー(L=10m)

 まだ解明できていないことは、道路の反対側(当敷地側)の継ぎ手箇所である。道路下を通ってきたサクションホースと塩ビ管の継ぎ手がまだわかっていない。これが来週以降に残っている課題だ。この未解明部分(反対側継ぎ手から池まで)は約25m程度あり、今現在で入手できている詰まり対策のワイヤーが10mしかないため、両側からそれを差し込んでも真ん中の5mは届かないところとして残ってしまうのである。昨日は長さ100mのトラロープを弟に買ってきてもらって通そうとしたが、泥が多くてガイドの針金が通らなかった。 
 
結局、今回の詰まり解消(完全ではない)につながったのは、夕方になってワイヤーで道路反対側からつついたことだった。それまでに両側から何度もやってみたが、少し手ごたえのある感じ(おそらく詰まっている泥)を押し合うようになっていたんだが、今日はもう最後というときになってようやく効果があったのである。道路のこちら側にも点検口を作れば、詰まり解消作業もずっと楽になるはずだ。ただ、問題は配管のみにあるわけではない、取水装置がうまく機能して土砂や異物を流さなくなってはじめて問題が解消する。