8a6c8025.jpg


 会所に来てみると田んぼの水が流れていない。池まで上ってみると、沢水が流れてきていない。最初からうまくいくわけはないという気持ちもあったので、ああ、やっぱりね という感じだった。手早く着替えて水源地に行くと、堰の上から水があふれているし、取水装置からも盛大に流れ出ていた。中を見ると、吸水部の穴が詰まっている様子。一応掃除をすると吸い込み始めたがまだあふれている。

2065e11d.jpg


 池まで見に行くと、ちょろちょろでている程度だが、いろいろな音がしてだんだん水が増えてくる。配管の途中に泥が詰まったりしていたらしいが、水の圧力でだんだんつかえが通ってきた様子。その後、水量は4.5秒/6Lと、これまでの最大量を記録した。4.8立米/時ということになる。このぐらいでると田んぼのメンテも楽である。少し減っていた1号と4号はたちまち満水になった。その後、1号は代掻きをやったんだが、水を減らしたくても水位が下がらないという贅沢な状況であった。2号と3号は、まだ畑の状態のままだが、あまりにも水の勢いが強いため、畑の方まで水があふれ出るほどである。
 
 1週間も持たないのは問題だ。あす、ちょっと改良をしなければならない。