この一年今日を振り返ると、私自身の活動の主題は田んぼを復活させるというものだった。その合間に畑をやるカミサンの手伝いをしていた感じだ。購入が決まった昨年初めからオットリ刀で勉強を始めて田んぼ作りを始めたわけだが、幾多の幸運に恵まれたこともあり、とにかく米はできた。完全な素人でもそんなことができることを証明したと思っている。今はその勢いで田んぼの面積をさらに拡大したりしながら2年目の活動に入っているところである。
 まだ漠然とした話だが、そんな自分自身でもできたことをバネにして、もっと幅広い大きな動きにできないだろうかと思い始めている。2年目の田んぼは始まったばかりだが、既にカエルは異常発生状態だ。1月に卵を産んだヤマアカガエルを筆頭に、いろいろなカエルが順次卵を産み、オタマジャクシからカエルへのプロセスを歩んでいる。まだ昆虫の発生は少ないが、トンボがいっぱい2連飛行で飛び回っているから、ヤゴも一気に増えるだろう。私の田んぼは2反歩弱、平野部の田んぼと比べると決して広くはないが、それでもそこに山からの水を張り、生き物出入り自由にしているだけで、もちろん農薬などは使っていないし環境には悪いはずがないだろう。
 私の場合は、まだサラリーマン時代の仕事に片足を残すような形でやっているが、ちょっと古い機械を安く手に入れて活用すれば60を越した人間の体力でも何とかなる見通しもついている。まさに定年を迎えた私のような人間にうってつけのミッションと思われる。すでに関連するNPOなどもできているだろうが、同好の士を集め見放された田んぼを探し、復活させるようなことはできないかなあ。