田んぼの中のオタマジャクシは、ちょっと大きめのオタマジャクシの割合が増えている反面、総人口的にはちょっと減ったような感じである。そのかわり、田んぼの周辺では新米のカエルが異常発生状態だ。畦などを歩くと、足元のちょっと先をチビ蛙たちが逃げ惑う。田んぼにでもジャンプすればいいのに、思い思いの方向に逃げるもんだから、いくら気をつけても限界がある。まだ1cm未満の大きさだから、踏んづけてもわからないし、何とか逃げているんじゃないかと思っているけれど。
 田んぼの畦にはモリアオガエルが泡状の卵を産みつけはじめている。どうやらうちの田んぼはカエル製造装置になりつつあるようだ。ドジョウとメダカの製造装置化も狙っているんだが、こちらの方はなかなかである。ミジンコも発生し、今後増加が期待できるので、昆虫はこちらの意図は関係なく増えていくと思われる。