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 これは比較的冷涼地で発生するイネの害虫らしい。地域的にいうと、北海道や東北、北陸地方での発生例が多いようだが、山間地などではそれ以外の地域でも発生するということだから、南房総とはいっても福島県並みと思っている会所に発生するのは不思議ではない。ただ、去年は気付かなかったから、今年の冷涼な気候に原因があるのではないだろうか。まあ考えてみると、去年は無我夢中でじっくり観察する余裕はなかったから、発生しても被害が軽くて気付かずに済んでしまった可能性もある。

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      最も被害を受けている株

 被害の状況だが、黄変が進んでいる株はまだそれほど多くはない、全体で数株程度。かなり小さい幼虫が付着して一部黄変が見られるものはかなり多数、数百株といったオーダーである。草取りも兼ねて2回ほど田んぼをみて回り、幼虫を認識した場合は手でしごくようにしてつぶした。ただ、卵の状態のものがあったとすれば、それについては何もやっていない。交尾中の成虫を一組見つけて捕殺したが、手に負えないほど蔓延している感じではないので、まだあわてる段階ではないと考えている。効果がある薬もあるようだが、他の虫やドジョウ・メダカなどへの影響はあるだろう。生き物と一緒に作る米に意味があり、薬に頼るつもりはない。
 来週末は、アメリカから一時帰国中の娘夫婦を案内して金曜に農場入りする予定だが、また見回って一株ずつしごいて虫を獲って回るという地道な作業と、イネの体力をつけるため、ボカシなどを撒いてみようと思っている。