収穫が近づき、明日も早朝から仕事をしたいので、今晩からやってきた。田んぼは大きな異常はないが、アオサギなどが原因なのか、穂が重くなってきたからか、畦際のイネには傾いたものが多いようだ。田んぼにいるドジョウやメダカ達はいつも通りで問題はないし、アオサギよけの釣り糸もそのままである。唯一問題があったのは2号田んぼの山側である。歩いていくとウサギが一匹いてこちらを覗っている。更に近づくくとするっと網の向こうに逃げていった。
 
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網には結構大きな穴が空いていた。電気のワイヤーよりも下である。電気柵は活きているようだが、防獣網全体の機能にはちょっと疑問も芽生えてしまった。

 沢水はかなり少ない。夜でも2号から出てくる水はチョロチョロだが、1号2号とも水はちゃんと入っている。3号4号は、5時間で25立米/日の川水を揚げているので、十分である。畑の方も特に異常はない。キュウリは巨大なものができていたので、とりあえず取ってぬかに漬けてもらった。
 
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 これは、イネを干すのに使用するフェンスだが、ごらんの通り草が占領している。明日朝さっそくの仕事はこれを刈ることだ。
 
 
 一旦家に戻ってから次の見回りの時、向かいの山に光る目を見つけた。体型はよく確認できなかったが、小型のシカかキョンではないかと思われた。家に戻ってロケット花火を持ち出し、シカのいたあたりに打ち込んだ。あそこの人間は厄介なヤツだと思ってもらえれば幸いである。
 
 横浜を出るときは30℃だった車の車外温度が、こちらにつくと26℃。そのあともどんどん涼しくなって、シャワーを浴びたらようやく天国になってきた。