今日の仕事のあと、とある大手広告代理店を訪問した。私の弟が中継ぎをしてくれたのだが、そこの社内で提案コンテストのようなものがあり、農業に着目してビジネス機会を生み出そうというテーマを検討中の若手社員の人たちと会い、意見交換をしてきたのだった。
 このBLOGでも触れたことはあるし、そもそも BLOGをやっている基本コンセプトは、無鉄砲にも農業を始めたとある定年家族の生き様を伝え、あとを追いかけてみようという人を作りたいということだった。このBLOGや私が探し出した全国の皆さんのBLOGを通して仲間は増えているし、実際に出かけていって農業をやってみると、これではいけない何とかしなければ、という思いは募っているし、願ってもない話ということで出かけていったのである。
 現在の農業を囲む環境は、TVなどで喧伝されているように確かに矛盾だらけで構造的に解決を阻む問題が山積みだが、政府や地方自治体には問題を正確に把握して適切な対策を立てる能力も危機感もない。世の中の人たちも、状況には不安を持ったり何とかしたいという思いもあるのだろうけれど、そうした思いを受け止めて具体的に物事を動かしている仕組みはないに等しい。
 そこでの2時間を超える議論の内容は徐々にお伝えするつもりだが、対話をした皆さんにはこのBLOGや併設のBBS(今は使っていないが)経由でやりとりをしましょうという提案をした。幸いにもここに来てコメントでやりとりをしている皆さんも増えてきたし、コメントまではいかなくても読んでくださる皆さんはもっと多くおられます。今日の延長で、いろいろな提案や質問が出てくる状況もあると思うが、そのときには是非ともご意見をほしいと思います。
 私がしゃべりすぎてご要望の話から逸脱したかもしれないが、基本的な着眼点としては、
    都市と農村地域の交流
    野菜などの産品の流通(コスト)の問題
    援農活動の可能性
その他いろいろという感じでした。
 農業自体がいろいろな面でビジネスにはなりにくいことは伝えましたが、違った視点からの名案も期待できるし、第一農業をやっている人だけで、都市で生活をしている人だけで解決できるわけでもないから、こういう活動には力を注いでいく必要があると定年帰農者として思いました。
 
 それでは                続いていきます。
 
 
ところで、ついでに「農業をどこへ」というカテゴリを新設しました。この1年半で、それ以前には考えも気づきもしなかったいろいろなことをみてきました。その中で今感じていること、自分の家族や子孫たちが健康にいきられる世の中であってほしいし、食の基盤を担っている農業従事者(なんと私もそうなんです)が、農業を「業」として永続的に続けられるようになってほしい、実は本日の意見交換でそんな気持ちが増幅しました。皆さんもどうぞ考えてくださいね。