電気柵自体については一応の効果はあると判断しているが、ワイヤーの張り方などで有効性は左右される。タヌキやサルが目をつけたときに今のワイヤー2段張りの電気柵が有効かどうかはわからない。第2農場の防御固めもあるから、高圧発生装置はもう一台買う予定だが、運用についてはいろいろ検討の余地があるとみている。

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 たとえば、昨年に続いて田んぼについては、もっとも進入の可能性が高い山側に重点を置き、まず防獸ネットを張りそれに海苔網で高さを稼ぎ、更に電気柵を加える形で設置していた。この方法は防御という観点からは良さそうだが、管理・保守という観点からは困ったことが多かった。網と伝染が接触したり、網に絡んだ蔓や葉が電線に接触して漏電したりといったことである。網と縁を切って電気柵を外側に設置するとか、網をやめて電気柵だけにすることも考えてみたい。そうすれば、管理(草刈りなどを含む)の問題から、普通の柵と海苔網のみで防いでいた北側隣地(休耕田)側にも電気柵の設置が可能になってくる。
 ということで、まだまだいくらでも考えることがある。農業を始めて思うのだが、本当にいつも考えている。誤解されそうだが、それまでもいつも考えているということは同じだが、考えることの裾野が非常に広いということが違うのである。前に、田んぼの検討事項を図でまとめたことがあったが、本当に多くの要因が関係する方程式をいつも考えているのである。ただ、救われることはどの要素も(多くは自然科学系の事柄だが)、調べることが有効だということである。それでも自然界の出来事であるから答えは一つではなく、いろいろな可能性をあてはめながら解いていく必要はあるのだが。まあ、こういう頭の体操は嫌いではない。特にコメを作るということなど、定年後の趣味として位置づけろとこれ以上のものはないんじゃないかとさえ思う。どうです、やってみませんか。