今考えると、ジャガイモはケモノにやられずよかったなあ、と感じる。第1、第2農場とも今年の後半はケモノが入ったから、来年は気をつけないとヤツらに目をつけられているだろう。それはともかく、今年のジャガイモは900キロほど穫れた。豊作であった。それは当農場だけでなく、会所のご近所も同様だったらしい。いまだに注文される方もおられて残りは50キロほどになった。ここまでくるともうあとは自家用として消費しきれるほどになった。保存は段ボール箱に入れて新聞紙を被せておいた程度だったので、さすがに芽が出始めているが、すぐに取れば問題はないようである。
 もとは35Kgのタネイモだったが、30倍近くに増えたし、保存性もよいうえにうまいということで、大変に優れた作物である。栽培についても、今年は土寄せに耕耘機を使ったこともあって、ずいぶん楽だったようだし、収穫量も増えたのではないかと思っている。狭いところもあって、早く気をちょっと引っかけたりしたから、畝の間隔にはもうちょっと気を遣う必要がありそうだが、来年もそうしたことをフィードバックしながら一つの柱として栽培したいと考えている。なお、今年はメークインとキタアカリの割合は7:3位だったが、来年は5:5位にしようと考えている。

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