昨年、植え付け面積こそ100㎡程度と少なかったが、比較的好調だったサツマイモを、今年は第2農場まで広がったこともあって、300平米以上植え付けた。去年の好調を引き継いで、最初のうちは順調な生育を続けていたのだが、まず第2農場の方が被害にあった。シカが葉を食い始めたのである。夜間は地主さんの飼い犬2匹が放し飼いとなっていて、敷地外周には海苔網を張ってあるのだが、どちらも効果がなく落花生の葉とともに食害にあってしまった。第2農場の方は復活することもなくこのまま低迷状態が続いてしまった。
 続いては、初夏の頃からイモムシ(蛾の幼虫)がつき始めた。これまで順調だった第1農場の方も大きな被害を受けた。更に夏の高温と日照りが追い打ちをかけた。比較的ましな第1農場の方でさえ、葉の間から土が見えるほどだったし、第2農場は雑草やシソに追い越され、ひっそりと生き延びている感じであった。第1の方は掘る時期の直前になってイノシシが目をつけ、あっという間に出来のいいイモを選んで掘ってしまったからどうにもならない。隣接するサトイモにまで被害が及びそうになったので、慌てて電気柵を巡らせたが、もう遅かったようだ。なるべく置いて太らせようと考えたが、葉が満足にない状態ではままならない。霜の恐れが近づいたので残りも掘ってしまった。
 予定では、控えめにみても500キロほど穫れるとみていたが、実際に収穫できたのはその2割弱。いいやつはイノシシにやられているから大きなイモは少なく、細いものも混じっている。ただ、ここの土はイモ類に向いているようで、ひいき目もあると思うけれどもうまいイモである。
 
 この結果を来年のイモ作りに活かすとすれば、まずは獸害対策だろう。設置していなかった第2農場も、部分的に設置してあった第1農場も、ともに被害に遭っている。護るのはイモだけではないが、来年に向けて装備の充実を図るつもりだ。栽培面ではあまり難しいこともないと思うが、来年はマルチを敷くことにより、初期の雑草対策をしよう。ある程度育てばサツマイモは他の草には負けないはずだ。それと、今年は苗(蔓)を300本程度購入したけれど、今年のイモを残しておいてそれをタネにして自分で作るということに挑戦してみるつもりだ。