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 今までは旅行というと車で行くのが当たり前だったから、旅先でレンタカーを借りるのは初めてだった。今回は、広島まで車は無理ということでJRのパッケージの中で借りてみた。一番安いやつだからヴィッツである。この10年間トヨタの車に調教されているからか、何の違和感もなく結構いい車と感じた。
 サイズは小さいが、3人の小旅行には十分。パワーはまあまあ、登りの高速で制限速度の車両を追い越すときなどはちょっと苦しいが、床まで踏み込めば回転が上がってCVTががんばって何とかスピードを上げてくれる。Dレンジは省燃費にしつけられていて、走り出すとすぐにオーバードライブで走る感じになる。レバーを右にしてSモードを選ぶと、普通の4速より若干低めのギアという感じで軽快感が増すようだ。
 1日目と2日目で505キロ走ったが、37リッター入った。13.6キロ/Lは、大多喜往復のフィールダー並みで、なんだこんなものかと思ったが、3日目の広島までの帰りは172キロを8.3リッターと好記録。20キロ/をあっさり超えてしまった。ちょっと大人しく走ったからだろうか、走行パターンで差が出るのかもしれない。
 さて、もう10年乗っているフィールダーはいつ換えてもいいのだが、換える理由と候補がない。プリウスなどのHBもエコカー補助金などで考えてはみたが、頻繁に野菜や米芋を積むことを考えると容量不足だ。FITクラスのハイブリッドもやっぱりきびしいだろうと今回で確認できた。FITはVITSよりはましだろうけれど。どうやら1~2年は現状維持だな。