急速に山の仕事に傾斜している嫌いがあるので、ここでもう一度全体を眺めてほかの重要な仕事があるかどうかを確認しておこう。
 まず稲に関係したことだが、今年に比べてもっとも大きな変化は冬季湛水に続いて不耕起栽培に取り組もうとしているところだ。これまでの調べでは一旦穴をあけてその中に苗を落とすような形を取る必要がありそうで、穴あけ機のベースになる中古管理機葉手に入ったが、改造の計画が進んでいない。これは重要度大である。
 次は、隣接する休耕田の草刈りだ。ほとんど獲物もないのにイノシシは相変わらず入ってきている。何度ふさいでもトタンがめくれている。この悪循環を断ち切るためには隠れ家のススキの原をなくさなければならない。
 もう一つは沢水関係の整備だ。配管のレベル測定と垂れ下がり是正をやること、取水堰周りのメンテナンス性向上もやっぱり必要だろう。
 稲の品種はコシヒカリからミルキープリンセスに換える予定だが、苗づくりに関係する特性はそう変わらないと考えている。水について言えば、川水の揚水系統は問題含みだが、今年の真夏の渇水状態をほとんど使わずに乗り切っているから、余裕があれば検討することにする。
 
 ということで、かなりの程度山の作業には時間を割くことができると思う。これには一応竹藪の整備も織り込んでいるつもり。