退治といってもなくすつもりはないが、入植して2年で一層竹の数が増え、田んぼの方にも侵出してきた感じである。うかうかしている訳にはいかないと思う。そんなこともあって2週続けて竹を切って一部は焼却した。去年も一昨年もちょっとは伐採しているが、タケの処理についてはようやく少し様子が解ってきたようだ。
 この間からヒノキや雑木を切る作業もやっていたから、それに比べれば楽というところかもしれない。竹は軽いものなので、他の竹に掛かったときなど、異常事態からの回復も楽である。伐ったものの移動も当然楽なものだ(いくらかだけれど)。鋸も竹挽用の刃とすれば楽に切れる。相当太い孟宗竹でも20秒も掛からないほどである。

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 今回は川原で(ほとんどその場で)燃やしたから「楽」などといっていられるが、実は竹藪から家の周辺までは上の写真のような崖になっている。高さはちゃんと測ったことはないけれど、20mを超えているんじゃないかと思う。カミサンは、今度山ウド用の竹を一輪車で運ぼう、などと気楽にいっていたが、とても無理だと思う。そんなとき下にいれば、竹や一輪車が上から降ってくるに違いない。運搬車を通せればいいんだが、写真の一番上左側の降り口のあたりが狭いため、現状では無理と思われる。川原を150m位下ると林道のような新設道路があり、そこまで運べば大回りで家の方に運べそうだが、700~800m程度は大回りを強いられるため、あまり現実的ではない。という具合で、燃さないでちゃんと竹を活用しようと考えると、障壁は結構高いのである。