先週末は、畑奉行が久しぶりに小型管理機を連れ出し、中の畑のあいているところを耕した。私も田んぼのうちの1枚を起こしたけれど、卵を産んだカエルたちのように春の兆しを体で感じたというところだろうか。
 一部に人参などのタネをまいていたが、会所はとても寒いのでマルチをかけてタネをまいたあと、さらに不織布をかけるという重装備である。次の週末は、横浜からタネをもっと持ち込んで本格的に播くということだから、私も手伝うつもりである。
 ところで、春の知らせはほかにもいろいろある。写真を撮ったりはしていないが、まずはシイタケが穫れ始めた。それとフキノトウも出ている。今年は借り畑に出ているものも穫らせてもらえばある程度の量になると思っている。シイタケについては、今年ホダ木をまとまった量作るので、再来年は収穫量が増える予定。まだ菌も植えていないのにちょっと早いか。狸の皮算用である。