会所の家のある部分の敷居がフワフワになり下がるようになった。カミサンは「シロアリだ、やばい」というが、外から縁の下をのぞき込んだ限りでは、束が倒れたり土台が腐ったりといった状況は確認できなかった。
 同じくの中には大工さんがいるので、電話で状況を話して先週見に来てもらったが、「畳を上げて何か板を挟めば直るよ」と言ってすぐに帰ろうとするので、「半端仕事で悪いが、直してくださいよ」といって、暇な週末に電話をしてもらうことにした。
 今度の週末、大工さんから電話が入り「もう直ったかね」というので、「まだですよ、直してくださいよ」と重ねて頼んだら、「じゃ、今から行くか」ということでやってきてくれた。どんなことをやるのかと見ていると、畳を一枚上げて持ってきたベニヤのような木切れを敷居の下に挟んでオシマイ。なんとあっけない。次回からは自分でできるけれど、大きな問題はないようで一安心である。それにしても、昭和27年に建てられた家だが、まだまだ使えそう。なかなかしっかりしており、日本の家らしくて気に入っているのである。

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