私の仕事場での居場所は窓際だが(仕事も窓際かも)、ガラスの向こうには東宮御所が広がり、その向こうには富士山が望めるというなかなかのロケーションだ。しかし、残念なことに西向きである。富士山に沈む夕日を眺めるなんていう季節には問題がそれほどないけれど、夏の3ヶ月ほどは背中にストーブを背負うような状態となる。今年はおそらく冷房の設定を変えたと思われるが、1ヶ月くらい早く地獄がやってきた。私の入っているビルは外気を導入できるようになっており、音も入ってくるけれど、今の時期ならば明らかに涼しい空気が入ってくる。しかし、私の座る一角は2方向がガラス張りで絶景を楽しめる代わりに、外気を導入できる空調機がなく、本当のホットスポットになっているのである。

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 特に文句は言っていないが、気の利く人たちもいるようで、後ろのガラスに遮熱シートを実験的に貼ってくれた。

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そのあと、隣の未処理のガラス部分も含め温度計を設置し、1週間ほど効果を測るようである。本日の施工後、3時過ぎだったと思うが、41.3℃と34.3℃の違い。7℃差は効果があるといえばいいのだろうか。しかし、ガラスをさわってみると未処理の方が明らかに低温である。私の真後ろの処理済みのガラスからは結構な熱線が出ているような気がして、体感的にはあまり効果は感じられなかった。まあ、明日以降じっくり観察をしようと思う。

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 ところで、貼ったシートは3Mのものらしいが、どこも同じような状況だから品薄になっているらしい。貸しビルを多く持っているような不動産会社が根こそぎ集めているという情報もある。世の中のガラス張りの金魚鉢のようなビルも、もしかすると間違った方向に歩んだ結果と考えるべきかもしれない。

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 やっぱり、田んぼの上をわたってくる涼しい風に当たりながら、畳の上で寝ころぶという生活の方が、自然の道理にかなっていると思う。