田植えが終わったが、雨ではやることもそれほどはない。ちょうどよく思い出したのが動力散布機のことだった。平成2年に前の前の土地所有者が9万円で購入した機械だという記録があるそれは、昨年一度エンジンがかかたっきり、そのあと不動になっていたもの。これの修理は、雨の昼間にちょうどいい仕事だ。

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 さて、まずキャブからクリーナーを吹き込むのは田植機と同じ。キャブは、なんと昔懐かしい可変ベンチュリー型だ。SUキャブなんていう有名なものもあった。私の持っていた車の中ではスバル1000スポーツのキャブはこのタイプ。話が逸れた。ちょっと放置してから小さなゴムのポンプでガスを送り込み、エンジンをかけてみる。十数回くらいだろうか、スターターの紐を引っ張るとエンジンはかかった。しかし、すぐに停止する。何度やってもすぐにとまってしまう。どうやらガソリンをちゃんと吸い込めていないらしい。

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      完全にしまっていないが、このあとクリーナーを吹き込んだりして
      もうちょっと閉じるようになった。

 そこで、キャブからガソリンタンクにつながる黒いゴムホースを引っ張り出すと、その先には奇妙な物体がついていた。鉛のおもりにゴムのようなものがべったり付着したそれは、もともとはスポンジのようなものだったのが溶解してしまったような感じだ。これではガソリンも容易には吸い込めないだろう。とりあえず、そのゴム状のものを取り外してゴムホースの先に取り付け、タンクの中に突っ込んだ。それでエンジンをスタートさせると、無事起動。おそらく10年間ほど使っていなかったものだが、これで田んぼに米ヌカを撒けるんじゃないかと思う。天気になればの話だが。