今年の実験的試みは、通常の(旧式:ヤンマーAP200)歩行型田植機で疎植に挑戦するというものだった。別に難しいことを考えていたわけではない、植え付けモードではなく移動モードで植え付けをしてみたら間隔が倍くらいになるんじゃないかという単純な発想である。もしかしたら、速度と植え付け速さは連動しているんじゃないかという懸念はあったが、速度がおおむね倍になる移動モードでも植え付けのリズムは全く同じで、結果的に期待通りに植えられたようだ。さっき計ってきたけれど、植え付け間隔は22cm~30cmとなぜかばらついている。しかし、平均では大体25cmといったところである。条間は30cmだが、往復の間は少し広めにしているから、平均は35cm程度だと思う。計算すると3.3㎡あたり38株。もともとの設定は60株/3.3㎡だから、まあまあいい具合ではないかと思う。
 しかし当たり前のことだが、田植機の速度はなるべく遅くした方がいいようである。いろいろいじってはみたけれど、エンジンの調子が完全ではなく、スローが安定しなかったが、チョークを少し引いてストールギリギリという設定で何とか乗り切った。しまう前に、もう少しキャブ周りやガソリンタンク内などをきれいにしてみよう。
 ところで苗の量だが、これは昨年に比べて半分で済んだ。約800㎡の4号は、昨年の8枚の半分の4枚で済んだ。最終的に、ミルキークイーン8枚、コシヒカリ2枚、古代米(黒米)2枚で終わった。全体で12枚。追加で作成した8枚も不要となった。来年はかなり苗作りも簡単になりそうだ。
 
 植え付け間隔とは別に、苗の密度も薄くしている。去年と同程度、70~80g/枚である。去年はスジ播きだったが、今年は種まき機を購入したので、それを使用して一様に薄播きにしてみた。いずれも欠株は多少できたが、容易に補植できる程度である。苗はかなりよく育った感じだったが、根の絡み方は少し不十分だった。箱から取るときや田植機に載せるときにに崩れたりすることもあった。これは薄播きゆえかもしれない。まあ、結果的にはあまり問題にはなっていない。
 という感じで、まあまあ目論見通りにいったのではないかと思っている。来週補植を行うが、浮いたり転んでいる苗もあり、そのあたりも確認して最終評価をしてみたい。まあ、最終評価は収穫の具合をみてのことだが。