午前中にジャガイモ250キロを掘ったが、通常だと2人日の量、これを2人×半日で片付けたので、さすがに脱力感があり昼食後はのんびりしていた。そうすると、先に外に出たカミサンの叫び声が聞こえる。なにやら「サツマイモ」と「全部」という言葉が繰り返されているようだ。まあとにかく何かにやられたらしいので、ツナギに着替えて電気柵セットを一輪車に載せて上の畑に向かう。
 行ってみて詳細を聞くと、サツマイモの苗が全て抜かれているというのだ。叫び声を聞いて、てっきり葉っぱを食べられたと思っていたが、予想とはちょっと違っていた。これはシカではない。色々状況を把握してみると、苗を作るための親イモを数本埋めておいたものがなくなっているらしい。サツマイモを掘り出して食べ、他にもないかと全ての葉っぱやツルを引き抜いたのではないかと想像できた。

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 状況を考えるとやはりサルの可能性が高い。午前中、第2農場でイモ掘りをしていたときに、地主さんが最近サルを見かけたといっていたが、どうもそのサルが犯人ではないかと思われた。
 植えてあったサツマイモの苗は、根も伸びて順調に育っていたが、また植え直しである。カミサンが植え替え係、私が電気柵設置係となって、午後いっぱいかけて復旧と防衛体制を敷いた。サルは、おそらく一カ所にはとどまらずに色々な場所を渡り歩くはずだが、これでうちの農場も立ち寄り場所に登録されてしまったのではないかと思う。明日は第2農場の既設電気柵のチェックを行い、さらなる被害を防ぐことにする。

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