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 街というものは、いつの間にか姿を変えるものである。久しぶりに訪れると、そこは全く違う街並みになって、どうやっても昔のそこの様子を思い出せない、などということはよくある話だ。ところで、赤坂の一角でまとまった規模のビルが建てられている。40年と少し前の新入社員だった私は、このビルの敷地の一角に建っていた出来たてのビルでサラリーマン生活を始めた。その敷地には結局3棟の建物があったのだが、私の入社時には2本目が建設中、3本目は少しあとになってから建てられたのだった。
 私自身はいわゆるゼネコンにつとめており、近々百姓に転身することになるのだが、勤めている間に、入社時に新築直後だったり建設中だった建物が、役目を終えて新しいビルに生まれ変わるという、いわば一生を間近に眺めてきたことになり、それが私自身のサラリーマン生活の開始・終了とほとんど重なっていることもあって、なんだか感慨深いところがある。
 ただ、鉄とコンクリートでできたビル自体は人間よりも耐久性はあると思うし、もったいないと思わないでもないが、建設業という仕事は世の中が生まれ変わり活性を持っているときに元気になるものである。日本は、いろいろな問題が山積みでどうも元気を失っているようにも思うが、私がサラリーマンだった時代の元気さが戻ってくるといいと思う。今のところ、セカンドライフへの移行準備は順調といってよさそうだが、やはり40年という年月は永く、いろいろ思い出したり確認したくなることも、まだまだ出てくるだろう。



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